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メデジン

コロンビアの都市 ウィキペディアから

メデジン
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メデジンスペイン語: Medellín)はコロンビア北西部にあるアンティオキア県の県都。首都ボゴタに次ぐ第二の都市であり、第三の都市カリを含めたコロンビアの「三大都市」の一つである。人口は約256万人(2020年)。

概要 メデジン Medellín, 位置 ...
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メデリンとも表記する。これは、コロンビアの公用語であるスペイン語において書記素<ll>で表される音が、地域や個人によって揺れがあるためである(ジェイスモ参照)。

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名称

この街の名称の直接の由来は、スペインエストレマドゥーラ州にある同名の村からだが、この村は共和制ローマ時代の紀元前1世紀に創立した古い歴史を有しており、当時の属州総督クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・ピウスにちなみに、ラテン語でメテッリヌム(Metellinum)と呼ばれたのが語源となっている。

歴史

1675年、スペイン王妃マリアナ・デ・アウストリアの認可を受けカビルド(自治政府)が設立された。

1826年アンティオキア県の県都に選ばれた。

1929年、鉄道が開通した。

1990年代半ば、スマートシティーへの道を歩み始めた [1]

2013年ウォールストリート・ジャーナルシティグループが実施した「今年の最も革新的な都市」コンテストで1位になった[2]

2022年11月21日に小型飛行機が住宅地の民家に墜落し乗客乗員8人全員が死亡する事故が発生した[3]

地理

標高約1500メートルの盆地にあり、2500m級の山々に囲まれている。地形的制約から市街地は南北方向に伸びており、メデジンの北にはベヨ、南にはイタグイエンビガド、といった衛星都市がある。

交通

鉄道

公営の公共交通機関としては、コロンビアでは唯一の大規模鉄道システムをそなえるメデジンメトロがある。1995年から運転を開始し、都市鉄道のほか、Tranvía(トランビア)というトラム路線やMetroplús(メトロプルス)という専用レーンを走るバス路線、Metrocable(メトロカブレ)というロープウェイ路線も運行している。運行時間は路線や曜日によってさまざまだが、多くの路線では月曜日から土曜日は午前4:30から午後11:00、日曜日と祝日は午前5:00から午後10:00までとなっている。

空港

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観光

  • アルビ公園(英語版)- メデジンの北東部に位置する公園。スペイン語での正式名称は「アルビ エコツーリスト公園」だが、現地ではもっぱら「アルビ公園」と呼ばれている。広さは16000ヘクタールで、54kmに及ぶ遊歩道を備えている。公園内ではハイキングのほか、BBQや川遊びも楽しめる。
  • エル・ペニョール・グアタペ - メデジン郊外にそびえる巨大岩。ラ・ピエドラ・デル・ペニョールともいう[4]

スポーツ

メデジンは、コロンビア有数の強豪サッカークラブであるアトレティコ・ナシオナルインデペンディエンテ・メデジンの本拠地である。この2チームは歴史も古く、国内リーグの優勝回数も多い。両者の直接対決はクラシコ・パイサ(Clásico Paisa、アンティオキア県ダービー)と呼ばれている。

教育

出身有名人

姉妹都市

気候

気温は安定しており、16度から28度の範囲で増減する。ただし、11月から3月にかけて12度以下に落ちることがある。逆に6月から8月にかけては雨量が少ないことから30度以上になることもある。

さらに見る メデジンの気候, 月 ...
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脚注

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関連項目

外部リンク

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