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2008年に発売したコンピュータゲーム ウィキペディアから
メタルギアオンライン (METAL GEAR ONLINE、略称: MGO)は、コナミデジタルエンタテインメントの小島プロダクションが開発した、メタルギアシリーズのシステムを元にしたオンラインゲームである。
メタルギアソリッドシリーズをインターネットを介した多人数同時プレイ用のオンライン対戦ゲームとして再構築したアクションシューティングゲームが『メタルギアオンライン』である。料金は無料。『サブシスタンス』に初めて同梱され、2005年から2006年まで運営されていた。
2006年12月21日に発売されたPSP用の『ポータブル・オプス』でも、MGOを元に対戦人数を少なくした「MATCH」モードが搭載された。オンラインサービスは既に終了している。このモードは特に『メタルギアオンライン』とは称されていないが、ルールやシステムに共通部分が多いため本稿でも記述する。
2008年に発売されたPS3用ソフト『メタルギアソリッド4』にはPS2版『メタルギアオンライン』をさらに拡張・発展させた『メタルギアオンライン』が搭載されている。こちらもソフトを所持していれば無料でプレイ可能。オンライン部分のみをプレイできる『メタルギアオンライン スターターパック』も別途販売されている(内容は本作同梱のものと同じ)。こちらもサービスは既に終了。
E3 2013での小島へのインタビューの一つにおいて、開発中のメタルギアソリッドVにも新しいメタルギアオンラインが付属すると述べられており[1]、実際に2014年12月5日にラスベガスで開催された「The Game Awards 2014」のワールドプレミアにて、メタルギアオンラインが付属することが発表された[2]。
2005年12月22日に発売された『サブシスタンス』のDISC2に同梱されていたもので、各ステージを最大8人まで同時に対戦することができ、本編と同様銃器やCQCを駆使して定められた任務を達成するのが目的と言う内容であった。本編と違い、自分のキャラクターが一撃で倒される可能性があるなど、ゲームシステムには変更が加えられている。無線通信を模して、テキストチャットやマイクを利用したプレイヤー同士の連絡が可能。
コナミ主催の大会が何度か開かれ、優勝チームには「小島プロダクションエンブレム表記権」が与えられた。サービスは1年後の2006年12月25日に終了している。
勝利条件等が異なる5種類のルールを選択することができる。レスキュー・ミッションを除き、死亡した場合でも、すぐに復帰することができる。
「KGB」「GRU」「山猫部隊」の3チームから選択する。また一定の要件を満たすと、特殊な能力を持った「ユニークキャラクター」を選択することができる。
最大6人同時対戦が可能。PSPに搭載されたWi-Fiで無線LANを通したネットワーク対戦「インフラストラクチャーモード」と、プレイヤー同士が直接 集まって対戦が出来る「アドホックモード」がある。部隊をインターネット上に出撃させ戦わせる「サイバーバル」ルールも登場した。
オンラインサービスは2012年3月30日に終了。
サイバーバルは、戦場に自分の育てたキャラクターを送り出し、3:00・9:00・15:00・21:00時に自動で戦闘が開始され、自分が勝てば相手のキャラを手に入れられ、逆に負けると自分のキャラを奪われる。
オンラインサービスは2012年3月30日に終了している。
初代『オンライン』の正統続編となる作品で、『メタルギアソリッド4』に本作の「スターターパック」が収録された。
シリーズ最大の16人対戦が可能。また、仲間との連携を深める「SOP」やキャラクタの能力を上昇・拡張させる「スキル」などの新要素が追加された。
配信中の有料「エクスパンションパック」をダウンロードすることで、ステージやキャラクターなどが追加されていく。2007年8月20日(月)~2007年9月3日(月)までの期間、クローズドβテストを行った。コナミIDを持っている者限定で、抽選で選ばれた3000名が参加した。専用コミュニティページにて、意見・感想などが集められ、製品版への参考とされた。2007年9月19日、「KONAMI メディア カンファレンス 2007」にてメタルギアソリッド4との同梱が発表された。
2008年2月29日からプレミアβ(オープンβ)テストの参加も募集された。実施期間は2008年4月21日~2008年5月6日であったが、βテスト開始時の障害発生(後述)に伴い、2008年5月11日まで延長された。ダウンロード期間は2008年4月17日~2008年5月6日までとなっていた。
プレミアβで作成したPC(プレイヤーキャラクター)データは製品版に反映されない。
PCを作成した人のみ利用可能なSNS「コミュニティサポートページ」があり、自分のプレイデータや掲示板、運営からの情報、ランキング機能などが閲覧可能となっている。
「METAL GEAR ONLINEスターターパック」は、2008年7月17日に単体発売された。「MGS4」に収録されているスターターパックと全く同じ内容で、MGS4同梱のスターターパックで作成したPCは本商品にも引き継がれる。
2012年6月12日をもってサービスを終了することが発表されたが、最終日の同年6月12日深夜に多数のユーザーが殺到してログインしにくくなる現象が発生。このため日本サーバーに限り、オンラインサービスの終了は翌日の13日に延期された。
教官指導を行うには、先述の教官指導を受けて卒業認定を受け、20時間プレイする必要がある。条件を達成するとビギナー卒業と共に、教官スキル解禁となる。教官指導では教官スキルを装備する必要はない。教官指導では敬礼動作が胸を張る仕草に変わり、プリセット無線が高圧的なものや命令口調となる。教官スキルを装備することで、他のルールでもこの仕草と口調が適用される。
プレイ時間が20時間以上、かつレベルが3以上のプレイヤーは、自らリーダーとなってクランと呼ばれるチームを創設できる。他のプレイヤーを参加させて規模を拡大でき、独自のエンブレムを作って名前の横に表示させることも可能。メンバーに内部告知を行う機能などが提供されており、クラン単位での戦績も記録される。
各ステージの名称は同じ頭文字の語を二つ組み合わせて命名されているのが特徴。
先述した様に、このPS3版MGOでは追加パックを購入する事によってゲーム内の様々な要素が追加される。
2009年3月22日現在、MGOショップにて以下のセットが販売されている。
コナミの家庭用オンラインゲームでは同様の事態になった前例として「ときめきメモリアルONLINE」の前例があり、こちらもβ2開始直後ログインサーバに致命的な障害が発生し、テスト期間を延期しており、公式開始の際にもアカウント引継ぎ処理でサーバーダウンする事態が発生している。
運営側の企画によって、プレイヤー参加型のゲーム内イベントも実施されている。
メタルギアオンラインの3作目に当たる作品で、「メタルギアソリッドV ザファントムペイン(METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN)」に同梱されている。開発は小島プロダクション・ロサンゼルススタジオ(後にコナミ・ロサンゼルススタジオに改称されたが、現在は閉鎖された)で行われた。前作の開発や運営に関わっていた小島プロダクションの沖幸太郎がクリエイティブディレクターを担当し指揮を取った。XboxやPC(2016年1月サービス開始)に提供される初のMGOでもある。
当初のサービス開始予定日は「メタルギアソリッドV」の発売日と同日の9月2日であったが、約一月の延期を経て10月6日にサービス開始。前作と同じく最大16人対戦が可能(PS4/Xbox One版のみ。PS3/Xbox 360版は最大12人)。新要素となる「バディシステム」や、MGSV本編から「フルトン回収システム」,「マーキングシステム」などを導入し、大きく生まれ変わった。
2022年5月31日15時をもってPlaystion 3版とXbox 360版のサービス終了が発表された[3]。
各ステージの名称はそのステージの色と地形の特徴を組み合わせて名付けられている。また全ステージ昼夜の時間帯を設定することができ、さらに一部のステージではステージを小規模に区切るRUSH(ラッシュ)モードが設定できる。
EXPANSION PACKなどを購入することで、ゲーム内に様々な要素が追加される。 2016年3月17日現在、以下のものが販売されている。
『サブシスタンス』に基づくゲームの解説が書かれている他、本作が収録されたDVD-ROMが同梱されている。この書籍に同梱されたバージョンではチャット機能に改良が加えられている。
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