ムアンサムットサーコーン郡
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ムアンサムットサーコーン郡(ムアンサムットサーコーンぐん)はタイ中部・サムットサコーン県の郡(アムプー)である。サムットサーコーン県の県庁所在地でもある。
ムアンサムットサーコーン郡 | |
---|---|
ムアンサムットサーコーン郡の位置 | |
情報 | |
タイ語名 | อำเภอเมืองสมุทรสาคร |
県 | サムットサーコーン県 |
地理番号 | 7401 |
郵便番号 | 74000 |
統計 | |
面積 | 492.04 km2 |
人口 | 222,747 人 (2005年) |
人口密度 | 453 人/km2 |
行政 |
サムットサーコーンとは「海」という意味である。過去にはターチーンと呼ばれたがこれは「中国人の港」という意味である。なお、サムットサコーンは地元では、地元の運河の名前から取ってマハーチャイと呼ばれている。
アユタヤ王朝の王、トライローカナートにの命で編纂された『三印法典』、プラ・サムットムサコーンという官位 欽錫名をもつ官吏がムアン・ターチーンを治めていたとされている第4級ムアンであった。少なくとも、前期アユタヤ王朝時代においても、ターチーン川の河口にあり、上流にスパンブリーやナコーンチャイシーをかかえる要所として機能していたと考えられる[1]。
後、チャクラパット王がこの町を、サコーンブリーと改名した。その後さらに時代は下ってラーマ4世(モンクット)が現在の名前に改称した。1897年サムットサコーンは郡(アムプー)となった。
その後、サムットプサーコーンはムアンサムットサーコーン郡と改称したが、1943年、ムアンが取れて再びサムットサーコーン郡に改称された[2]。しかし、3年後にはさらにムアンサムットサーコーン郡と改称している[3]。
バンコク湾東部に面しており、海に面した地域には塩田が広がる。ターチーン川が南北に通っており、北のナコーンチャイシーやスパンブリーなどと通じている。
水路はターチーン川の他多くがめぐらされており、バンコクのチャオプラヤー川とターチーン川はマハーチャイ運河で結ばれている。道路は国道35号線が東西に通っており、東はサムットソンクラーム、西はバンコクとを結んでいる。これに並行して国鉄メークローン線が走り、ターチーン川の左岸にマハーチャイ駅が、右岸にバーンレーム駅がある。ターチーン川を渡る鉄道橋の建設はメークローン線の開通時以来実現しておらず、同線はマハーチャイ駅-バーンレーム駅間を渡船で連絡する形態が続いている。また国道3423号線が、サムットプラカーン県プラサムットチェーディー郡まで通っており。北に国道3091号線が出ており、国道4号線とを結んでいる。
郡内の主要な第一次産業は塩田における塩の生産である。また郡内にはサムットサーコーン工業団地がある。
郡には18の村があり、その下位に115の村がある。郡内には自治体(テーサバーン)が二つ設置されており、以下のようになっている。
また、郡内には15のタムボン行政体が設置されている。
|
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.