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ミッミッ(Beep, Beep、1952年5月24日)とは、アメリカ合衆国の映画会社ワーナー・ブラザースの短編アニメシリーズ「メリー・メロディーズ」の作品である。「マンガ大作戦」での邦題は『ロード作戦ビッビッの巻』、「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」での邦題は『地上でも地下でも』。
ミッミッ | |
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Beep, Beep | |
監督 | チャック・ジョーンズ [1] |
脚本 | マイケル・マルチーズ |
製作 | エドワード・セルツァー |
出演者 | ポール・ジュリアン |
音楽 | カール・スターリング |
製作会社 | ワーナー・ブラザース・カートゥーンズ |
配給 |
ワーナー・ブラザース ヴァイタフォン |
公開 | 1952年5月24日 |
上映時間 | 7分5秒 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | ゴングでゴツン |
次作 | 約1匹ワンちゃん |
荒野を舞台にロードランナー(学名:アクセル・モーレツダウス、Accelerati Incredibilus)を追いかけるコヨーテ(学名:ニククイヤス・イヤシウス)。コヨーテが追いつこうとすると、ロードランナーはいつものように「ミッミッ」と鳴いて猛スピード逃げてしまう。ロードランナーを食べたいコヨーテは様々な作戦を立てる。
作戦1 バネ付きボクシンググローブを岩にくっつけて、ロードランナーを激突させようとするコヨーテ。岩に乗って、ロードランナーの「ミッミッ」が聞こえた時にバネ付きグローブを作動させるが、何故か岩が動きコヨーテはペシャンコ。さらにグローブがコヨーテ目掛けて激突。
作戦2 コヨーテは崖から崖へロープで綱渡りしてロードランナー目掛けて金床を落とす、ロードランナー・バーガー作戦に出るが、誤ってゴム製のロープにして綱渡りをしたためコヨーテは道に。そこはロードランナーがやってきて「ミッミッ」と鳴いて引き返す。怒ったコヨーテは金床を捨てるが、ゴムのロープに乗っていたため空へ飛ばされてしまう。しかしコヨーテはバックパックのパラシュートセットを用意していた。しかし出てきたのは斧、皿、コップなどであった。アクメ・コーポレーション製の痛み止め(ACME Aspirin)を飲んで、映画を観ている観客に手を振って転落した。
作戦3 ロードランナーの通る道にコヨーテはアクメ・コーポレーション製のマッチを使って、爆弾入り水飲み場を作った。しかし、ロードランナーは「ミッミッ」と鳴くと水を飲まずに立ち去り、コヨーテの所に行き、『ロードランナーは字が読めないし、飲まない(Road Runners can't read and don't drink)』と書かれたプラカードを掲げた。怒ったコヨーテはロードランナーを追いかける。2匹はサボテン鉱山(Old Cactus Mine)でライトを持って壮絶な追いかけっこを繰り広げる。その最中にコヨーテのライトが切れてしまう。これでは鉱山の中は真っ暗。コヨーテはマッチで火をつけるが、彼のいた所はTNT爆弾やダイナマイトが沢山ある火薬庫。大爆発を起こし、地上にあったサボテンYIPE!と変形した。
作戦4 コヨーテはスプリングボートに乗ってロードランナーを捕まえようとするが、スプリングボートが地面に激突し、コヨーテはペチャンコになってしまう。
作戦5 コヨーテは花火ロケットに乗ってロードランナーを追いかけようとする。しかし、花火ロケットはロードランナーの方ではなく、上に発射してしまい、大爆発を起こす。花火の残像に『お食事はジョーズレストランで(Eat at Joe's)』という宣伝が映る。
作戦6 アクメ・コーポレーション製の「アクメ ロケット駆動ローラースケート(ACME Rocket Powered Roller Skates)」を履いたコヨーテはロードランナーを追い詰める。しかし、そのローラースケートはカーブができない、崖を登るなどの欠点を持ち、ロードランナーを捕らえ損ね、吹っ飛ばされる。その最中でエンジンが切れ、コヨーテは転落してしまう。ヘトヘトになったコヨーテは水飲み場を見つけ、水を飲もうとする。しかしそれは自分自身が作った爆弾入り水飲み場だったので、大爆発を起こしてしまった。
作戦7 コヨーテは道に線路を置いて、鉄道作業員に変装してロードランナーを足止めしようとするが、ロードランナーに激突されてしまう。倒れ込んだ線路に、何故か蒸気機関車がやってきてしまい、コヨーテは轢かれてしまった。
ペシャンコになったコヨーテが蒸気機関車を見ると、『The End』と描かれたナンバープレートの車両にロードランナーが乗っており、「ミッミッ」と鳴いたのであった。
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