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日本の短編推理小説 ウィキペディアから
『ミステリなふたり』は、太田忠司による日本の短編推理小説のシリーズ。1997年に発表された京堂夫妻シリーズ初作品の題名であり、同作を収録した短編集のタイトルである。
2012年に『超再現!ミステリー』にて映像化され、2015年に連続テレビドラマ化された。
敏腕刑事・京堂景子が遭遇した難事件の数々を、年下の夫・新太郎が自宅でその相談話を聞き、事件を推理して解決に導く。一話完結の短編シリーズである。
1997年に『週刊小説』にて『ミステリなふたり』を掲載。太田はこれを一作限りとするつもりでいたが、幻冬舎から新作の依頼を受けた際、「安楽椅子探偵の変種のような彼ら(京堂夫妻)を使うにはもってこいだった」と、シリーズ化を決めた[1]。1998年より『ポンツーン』にて不定期に掲載され、2001年に太田の初の単行本として『ミステリなふたり』が出版された。
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# | タイトル | 単行本 | 文庫本 | 収録作 |
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1 | ミステリなふたり | 2001年4月、幻冬舎、ISBN 434400065X (2003年2月、幻冬舎ノベルス、ISBN 434400907X) | 2005年3月、幻冬舎文庫、ISBN 4344406168 |
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2 | 誰が疑問符を付けたか? 【文庫改題】 もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか? | 2008年7月、幻冬舎、ISBN 9784344015401 | 2011年10月、幻冬舎文庫、ISBN 9784344417403 (解説:西澤保彦) |
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3 | ミステリなふたり à la carte(アラカルト) 【文庫改題】 ミステリなふたり ア・ラ・カルト |
2013年8月、東京創元社〈創元クライム・クラブ〉 ISBN 9784488025427 | 2018年6月、東京創元社 ISBN 9784488025588 |
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4 | ミステリなふたり あなたにお茶と音楽を | 2018年6月、東京創元社〈創元クライム・クラブ〉 ISBN 9784488025427 |
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5 | やっぱりミステリなふたり | 2019年8月、〈幻冬舎文庫、ISBN 9784344428799 |
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名古屋テレビ放送の制作により、2015年4月14日(13日深夜)から6月23日(22日深夜)の間に放送。松島花は本作がテレビドラマ初主演となる[2][3]。ドラマでは毎回「マル秘ゲスト」の特別出演がある[4]。原作の太田忠司は、第8話にて鑑識員役で出演している[5]。
各話のサブタイトルはそれぞれ原作と同じであるが、事件の結末が原作とは異なるものがある。
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 |
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第1話 | 4月14日 | ミステリなふたり | 深沢正樹 | 小野浩司 |
第2話 | 4月21日 | 捌くのは誰か? | 廣木俊文 | |
第3話 | 4月28日 | 出勤当時の服装は? | 長谷川徹 | 宮岡太郎 |
第4話 | 5月 | 5日彼女は誰を殺したか? | 早野円 | 小野浩司 |
第5話 | 5月12日 | トランク殺人事件 | 本田隆朗 | |
第6話 | 5月19日 | ヌイグルミはなぜ吊るされる? | 深沢正樹 | |
第7話 | 5月26日 | 刑事の休日 | 本田隆朗 | |
第8話 | 6月 | 2日エプロン殺人事件 | 本田隆朗 | 宮岡太郎 |
第9話 | 6月 | 9日リモコン殺人事件 | 本田隆朗 | 小野浩司 |
第10話 | 6月16日 | お部屋ピカピカ殺人事件 | 早野円 | |
第11話 | 6月23日 | 人を呪わば殺人事件 | 長谷川徹 |
※第7話はテレビドラマオリジナル作品[6]
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