マスティフ

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マスティフ

マスティフ: Mastiff)ないしマスチフは、主に番犬闘犬として使われている犬種群である。

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フィリップ・ライナグルが描いたマスティフ

さまざまな国でそれぞれ別の品種として改良されているモロシアン・タイプ(モロサス・タイプ)の犬種で、大型で筋骨隆々の体つきをしていてとても力が強い。それに加えて闘犬として使われていた種類の雄犬は攻撃的なものが多いため、飼育にはしっかりとした管理としつけが欠かせない。時にしっかりとした管理がなされていないものが事故を起こす事もあるため、国によっては飼育が規制されている品種もある。しかし、ショータイプ(ペットタイプ)として飼育されているものは攻撃的な性質が大幅に改善され、より大人しく友好的に改良されている。現在は多くの国で闘犬が禁止されているため、ほとんどがペットやショードッグ、若しくは番犬として飼育されている。平均寿命は6-10である。

イギリスではかつて人気犬種であったが、2016年にドッグショーを主催するケネルクラブに登録された新生子は102匹で、英国原産種でありながら絶滅も危惧される状況となっている[1]

犬種名に「マスティフ」の名が入る犬種

その他

古代ギリシアで闘犬・軍用犬とされた犬種のモロッサス英語版(別名:Epirus mastiff)は、マスティフの祖先とされる[2][3]。 上記の犬種名に由来し、兵器の呼称として使用される例がある。

脚注

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