マスカリン諸島
インド洋南西部のマダガスカル東方沖に位置する諸島。東京都とほぼ同じ面積に広がる。 ウィキペディアから
インド洋南西部のマダガスカル東方沖に位置する諸島。東京都とほぼ同じ面積に広がる。 ウィキペディアから
マスカリン諸島(マスカリンしょとう、英語: Mascarene Islands、フランス語: Mascareignes)は、インド洋南西部のマダガスカル東方沖に位置する諸島。マスカレン諸島、マスカレーニュ(諸島)とも呼ぶ。東経57度17分から46分、南緯19度58分から20度32分、長さ61km、幅47kmの範囲に及ぶ。島の総面積は約4200km2であり、東京都の約二倍である。
白亜紀前期、ゴンドワナ大陸がアフリカ大陸とマダガスカル島・インド亜大陸に分裂した。白亜紀後期には、インド洋東部のレユニオン・ホットスポット(Réunion hotspot)などの火山活動によってマダガスカル島とインド亜大陸が分裂し始め、6500万年前には大規模な爆発によってデカン高原とセイシェル諸島が生まれた。その後、4500万年前までに再び大きな火山活動があり、ラッカディブ諸島・モルディブ諸島・チャゴス諸島が生まれた。この後の数千年間火山活動は静穏を保っていたが、1000万年前から活動を開始し、以後200万年間活発な活動を続けた。マスカリン諸島の大部分はこのときできたが、その規模は今よりも大きかった。その後、侵食により多くの島が沈み、残った島の周囲にサンゴ礁が発達しながら海水準変動によって海進と海退を繰り返し、現在は3つの島が堡礁という形で残っている。多くの火山は現在では活動していないが、レユニオン島のピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ山は近年も度々噴火している。
西から東に上記の順で並んでいる。
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