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『ポール・ポジション』(原題:Formula uno, febbre della velocità / 英語原題:Speed Fever)は、1978年のイタリア映画。
1970年代のF1グランプリの裏側を捉えたドキュメンタリー映画だが、現役のレーシングドライバーはもちろんのこと、有名人が多数出ているのも特徴である。現在では事故を中心に扱った事からモンド映画として数えられている。レーサーの苦悩や家族、西ドイツやアフリカでのグランプリでの大事故を映し出し、トム・プライスの死やその他のレースのクラッシュシーンなどを描いている。
1980年には続編の『ポール・ポジション2』も製作され、1987年の『グッバイ・ヒーロー』には、本作の映像がそのまま流用された。
女優のシドニー・ロームがニキ・ラウダに電話をかけ、「台本無しでF1ドライバーにインタビューする映画を撮影するのでアドバイスして欲しい」と依頼するシーンから始まり、二人はローマ空港で合流する。その後はシドニー・ロームが実際に1978年シーズンのF1グランプリを取材したドキュメンタリー映画となり、彼女による多数のインタビューとニキ・ラウダのストーリーを中心にF1の世界が描かれる。
その他、アメリカのドラッグレース、ストックカーレース、ラリーカーレース、1950年~1960年代のF1レースの様子、ジェームズ・コバーン、マリオ・アンドレッティ、バーニー・エクレストン、ジェームズ・ハント、ジョン・ワトソン、エディ・チーバー、エマーソン・フィッティパルディ、マウロ・フォルギエリ、リカルド・パトレーゼ、ジル・ヴィルヌーブ、ルカ・ディ・モンテゼーモロ、サンドロ・ムナーリジャッキー・イクス、スターリング・モスの当時の映像が紹介される。
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