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ポルト・アレグレ

ブラジルの都市 ウィキペディアから

ポルト・アレグレ
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ポルト・アレグレ(Porto Alegre [ˈpoɾtu aˈlɛɡɾi] ( 音声ファイル))は、ブラジル南部の都市で、リオグランデ・ド・スル州の州都である。市域の人口は148万8252人(2020年)。都市名は「陽気な港」という意味である。

概要 ポルト・アレグレ Porto Alegre, 位置 ...
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概要

140万人を超える人口を持つ、ブラジルを代表する港町である。グアイバ川に面し、南に大西洋と接するパトス湖がある。

ヨーロッパからの移民が多く、中心街であるセントロ・ヒストリコポルトガル語版にはヨーロッパ風の歴史的建造物が残されている。

また、1989年より市民が市役所の予算編成に関わる市民参加型予算を実施しており、この面でも世界的に注目されている。

人口動態

  • 周辺地域を合わせた人口は約440万人でブラジルで5番目に大きい都市圏である。

歴史

18世紀中頃にアゾレス諸島からポルトガル人が移住したのが起源で、18世紀末頃には南部地方の行政中心地となった。その後ドイツイタリアスペインなどからの移民を中心として発展した。それ以前にはタプィアポルトガル語版と呼ばれるトゥピ・グアラニー語族に属さない先住民が現在のポルトアレグレ周辺に存在していたが、16世紀ごろにサンビセンテ英語版からきたポルトガル人によって奴隷化されたとされる。

1835年-1845年、当時のブラジル帝国に対する分離主義反乱「ファホウピーリャ革命(War of Tatters)」の中心都市であった。

パラグアイ戦争の際には前線に近い都市としてブラジル軍の重要拠点の一つとなり、電信などの整備が行われた。

1963年、第3回夏季ユニバーシアードが開催された。

2001年1月に最初の世界社会フォーラムが当地で開かれ、その後も幾度も開催地となっている。

2024年5月、州内で長雨があり洪水が発生(2024年リオグランデ・ド・スル水害英語版)。空港などが冠水した[2]

産業

サンパウロ以南のブラジルで最大の商工業の中心地。農牧産品の取引及びその加工産業を足掛かりに、繊維、金属、電機、化学などの工業が発達している。

ブラジルを代表する航空会社ヴァリグ・ブラジル航空の発祥地で、サルガド・フィーリョ国際空港は長らく同社のハブ空港であった。

教育

交通

姉妹都市

スポーツ

サッカークラブチームのグレミオFBPASCインテルナシオナルの本拠地であり、両チームの対戦は「ポルト・アレグレダービー」(チーム名を取って通称グレ・ナル)として盛り上がる。ロナウジーニョをはじめとする数多くのサッカー選手の出身地である。

2014 FIFAワールドカップの開催都市の一つであった。

気候

さらに見る ポルト・アレグレの気候, 月 ...

出身者

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ポルト・アレグレの夜景
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通りの様子
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関連項目

脚注

外部リンク

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