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ライフ ステップバン(LIFE STEP VAN)は、本田技研工業がかつて生産、販売していたトールワゴン型の軽規格ライトバン(広義の軽ボンネットバン)である。「ステップバン」の通称で親しまれた。
ホンダ・ライフステップバン VA型 | |
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ホンダコレクションホール所蔵車 | |
EA型エンジン ヘッドカバーの黄色ペイントはノンオリジナル | |
概要 | |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1972年9月-1974年[1] |
ボディ | |
乗車定員 | 2/4名 |
ボディタイプ | トールボーイ型軽ボンネットバン |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | EA型:水冷 直列2気筒 SOHC 356 cc |
最高出力 | 30 PS/8,000 rpm[2] |
最大トルク | 2.9 kgf·m/6,000 rpm[2] |
変速機 | 4速MT[2] |
サスペンション | |
前 | マクファーソンストラット+コイルスプリング |
後 | 固定車軸+半楕円リーフスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,080 mm[2] |
全長 | 2,995 mm[2] |
全幅 | 1,295 mm[2] |
全高 | 1,620 mm[2] |
車両重量 | 605 kg[2] |
最大積載量 |
2名乗:300 kg 4名乗:200 kg |
その他 | |
生産台数 |
1万8,297台 ※ピックアップの1,132台を含む。[1] |
新車時価格 |
スタンダード:37万6,000円[2] スーパーデラックス:40万3,000円[2] |
系譜 | |
後継 | ホンダ・アクティバン(発売まで5年間の空白あり) |
同社の軽乗用車であるライフのプラットフォームの上に、ボンネットの付いたトールボーイ型の背の高いボディを被せて成り立っている。このような形は、現代の軽トールワゴンにおいて主流のパッケージングではあるが、1972年(昭和47年)当時、少なくとも軽自動車では唯一のものであった。前輪駆動の軽自動車であるライフをベースとしたおかげで、これまでの軽バンよりも圧倒的に床が低かったのが大きな特徴である(『絶版日本車カタログ』三推社・講談社80頁参照)。
コストダウンのためか、左前ドアと右後ドア、右前ドアと左後ドアで(サッシ、ドアハンドルを除き)同じ形をしているのが特徴である。計器類にはセンターメーターを採用し、ダッシュボード上面はデスク代わりとして使え、伝票整理などもしやすく、運転席側もデスク代わりとして使えたため、営業マンには好評だった。後席を畳むとフラットな荷室が現れるため、荷室の使い勝手も優秀であった[3]。
ステップバンは1代限りで販売を終了したが、販売終了から22年後に、ステップワゴンや、S-MXの愛称「ステップ・バーン」の形で名称が復活している。また、カスタムベースとしての人気も高く、中古車市場では高い人気を誇っており、後継車種のバモスやN-WGNには外部のアフターパーツとしてステップバンをイメージしたグリルが発売された例もある。
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