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バンド ウィキペディアから
ベーブ・ルース(Babe Ruth)は、1970年代に活躍したイングランドのハートフォードシャー、ハットフィールド(Hatfield)出身のロック・バンド。ジェニー・ハーンのパワフルなボーカルとアラン・シャックロックのアレンジが特徴のヘヴィなサウンドを持っていた。オーケストラの導入、ギターとキーボード(ピアノ)のユニゾン、代表曲「The Mexican」に顕著な西部劇世界への言及など、特徴のある作風を持ち、ハードロックだけでなく、プログレッシブ・ロックのバンドとしての側面もある。
ベーブ・ルース Babe Ruth | |
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別名 | シャックロック |
出身地 | イングランド ハートフォードシャー ハットフィールド |
ジャンル |
ブルースロック プログレッシブ・ロック ハードロック |
活動期間 |
1971年 - 1976年 2005年 - |
レーベル | ハーヴェスト・レコード |
メンバー |
ジェニー・ハーン アラン・シャックロック デイヴ・ヒューイット デイヴ・パンション |
旧メンバー |
ジェフ・アレン ディック・パウエル クリス・ホームズ スティーヴ・ガール バーニー・マースデン エリー・ホープ レイ・ノット サイモン・ランベス エド・スペヴォック |
地元イングランドよりも、北米(特にカナダ)で人気があった。
1971年、最初にバンドが結成された時には、バンド名はギタリストのアラン・シャックロック(元クリス・ファーロウ&ザ・サンダーバーズ、ザ・ゴッズ)にちなんで「シャックロック(Shacklock)」と名乗っていた。メンバーには、ジェニー・ハーン、デイヴ・ヒューイットらがいた。その後、デイヴ・パンションとディック・パウエル(スレイドのドラマー、ドン・パウエルの弟)がメンバーに加わり、バンド名をベーブ・ルースに改めた。
ファースト・アルバム『ファースト・ベース』がカナダで大ヒット。1973年のセカンド・アルバムでは、パウエルがエド・スペヴォックに、パンションがクリス・ホームズにそれぞれ交代。1975年のサード・アルバムではホームズに代わってワイルド・ターキー(元ジェスロ・タルのグレン・コーニックが結成したバンド)にいたスティーヴ・ガールが加入。同年、4枚目のアルバムでは、シャックロックが脱退し、元ワイルド・ターキーのバーニー・マースデンが加入。1976年の5枚目のアルバムでは、ハーンとヒューイットが抜け、エリー・ホープとレイ・ノットが加入し、オリジナル・メンバーが1人もいなくなってしまった。その後、バーミンガム出身の17歳のサイモン・ランベスがリズム・ギターで参加するが、ラスト・ツアーで数回演奏しただけでバンドは解散。マースデンはその後ホワイトスネイクに参加し、一方ランベスは音楽シーンから去ることになった。
1970年代後期にベーブ・ルースの「The Mexican」をThe Bombersがカバー。1984年、このカバーを聞いてジョン・ベニテス(John Benitez)はエレクトロ/フリースタイル・ヴァージョンの製作を思い立ち、ハーンにボーカルを依頼した。この曲はアンダーグランド・ダンス・シーンで大ヒットとなり、ブレイクビーツのスタンダード・ナンバーとなった。
1980年代には、シャックロックがイット・バイツのプロデュースを手がけている。
2005年後期から2006年初期にかけて、ハーン(ジャニタ・ハーン・モリス)、シャックロック、パンション、ヒューイットが集まって、ナッシュビルでレコーディングをした[1]。スペヴォックもロンドンでドラムを別録し、アルバムは2006年9月に完成した[2]。
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