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プレスカヴィツァ(セルビア語キリル・アルファベット: пљескавица、発音: [pʎɛ̂skaʋitsa])は、豚肉、牛肉、羊肉とスパイスを混ぜ合わせて作った肉のパテを焼いた料理[1]でセルビアの郷土料理。ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニアでも人気がある[2]。
玉ねぎ、 カイマク(ミルククリーム)、アイバル(ソース)、ウルネベ(スパイシーなチーズのサラダ)を添えたメイン料理[3]として、サイドディッシュとして、あるいはレピーニャ(フラットブレッド)に挟んだハンバーガーのような形で提供される[4] 。近年、プレスカヴィツァはヨーロッパの他の地域で人気を博し、ドイツ、スウェーデン、オーストリアでは専門のファーストフード店で提供されていることもある。種類としては玉ねぎの入った非常にスパイシーな「レスコヴァツプレスカヴィツァ」(Leskovačka pljeskavica)、カシュカヴァルチーズを詰めた「シャルプレスカヴィツァ」(Šarska pljeskavica) 、牛肉とスモークされた豚肉で作った「ハイデュクプレスカヴィツァ」(Hajdučka pljeskavica)、「ヴラニェプレスカヴィツァ」(Vranjanska pljeskavica)などがある [5]。
「レスコヴァツプレスカヴィツァ」はセルビアで最も有名なプレスカヴィツァであり、セルビア南部の街レスコヴァツに由来する。レスコヴァツではレスコヴァツ・グリルフェスティバルが毎年開かれ、2016年には63kgの世界最大のプレスカヴィツァが作られた [6]。
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