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滋賀県彦根市にある近江鉄道の駅 ウィキペディアから
フジテック前駅(フジテックまええき)は、滋賀県彦根市甲田町にある近江鉄道本線(彦根・多賀大社線)の駅である。駅番号はOR02。
2006年(平成18年)3月18日に開業した駅で[1]、エレベーター大手製造会社のフジテック本社が、同社滋賀製作所へ移転したことに伴って開設された。総工費5,400万円のうち駅舎設置費用などに相当する4,000万円を同社が負担し、残りの1,400万円で自治体(彦根市)がトイレと駐輪場を整備した。
会社要望で新設されたこともあり、フジテックは当駅利用の通勤定期券を一括購入している[2]。しかし開業当初はフジテックの元の職場(大阪府茨木市)周辺から長距離通勤をする社員なども含め約400人ほどが利用していたが、次第に職場付近に住宅を求めマイカー通勤をする社員が増え、徐々に利用者数は減少している[3]。
単式ホーム1面1線の駅。ホームは全長45メートルで3両編成分の有効長を持つ。駅舎は木造。平日の朝のみ駅員を配置していたが、2015年(平成27年)3月より終日無人化された。
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(彦根市統計書より)
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2007年 | 428 |
2008年 | 449 |
2009年 | 404 |
2010年 | 372 |
2011年 | 355 |
2012年 | 354 |
2013年 | 359 |
2014年 | 356 |
2015年 | 340 |
2016年 | 340 |
2017年 | 329 |
2018年 | 267 |
2019年 | 228 |
駅東側を国道8号が、駅西側を矢倉川が並行する。東海道新幹線は駅から西へ少し離れた所を並行し、その奥にエレベーター・エスカレーター工場がある。そこから西へ進むと米原野球場とJR琵琶湖線(東海道本線)に至る。旧中山道は駅南側で摺針峠へ向かうため右方向へそれる。駅から東へ進むと名神高速道路に至る。なお、駅付近には民家が無いが、駅から離れた所には小さな集落がある。
下記のデマンドタクシー路線が乗り入れる。
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