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フィッシュフィンガー(Fish finger、英語)またはフィッシュスティック(Fish stick、米語)は、タラ、ホキ、コダラ、スケトウダラ等の白身魚に衣をつけて揚げた加工食品である。スーパーマーケットの冷凍食品売り場で販売されており、オーブンやグリルに入れたり油で揚げて調理する。
フィッシュフィンガー | |
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Fried fish fingers | |
別名 | Fish sticks |
発祥地 | イギリス |
主な材料 | 白身魚、バッター液、パン粉 |
ウィキメディア・コモンズ |
「フィッシュフィンガー」という言葉は、1900年のイギリスの雑誌に掲載されたレシピで初めて言及され[1]、しばしばイギリスのシンボル的な料理と考えられるようになった[2]。
第二次世界大戦中及び後の食品規制によりフィッシュフィンガーの消費は伸びたが、企業は品質を維持するのに苦労した[3][4]。1953年にアメリカ合衆国の企業であるGorton-Pew Fisheries(現在のゴートンズ・オブ・グロスター)が、Gorton's Fish Sticksという商品名で、冷凍の調理済みフィッシュフィンガーを初めて商用化した。この商品は、1956年にParents誌のSeal of Approvalを受賞した[5][6]。開発者は、食品科学者のアーロン・ブロディである。
第二次世界大戦後、イギリスではニシンが豊漁だった。クラレンス・バーズアイは、アメリカ合衆国で見つけたニシンのフィッシュフィンガーを"herring savouries"として試験販売した[7][8]。サウサンプトンとサウスウェールズでは、対照として"cod fingers"も試験販売されたが、顧客はタラの方を圧倒的に支持し、期待外れに終わった[9]。バーズ・アイ社の従業員の投票で、より洒落たフィッシュフィンガーという名前に決まるまでは、Battered Cod Pieces等と呼ばれていた[10][11]。
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