ファイス島
ミクロネシア連邦ヤップ州の島 ウィキペディアから
ファイス島(英語: Fais Island)は、ミクロネシア連邦のヤップ州に属する島である。面積は約2.46km2。
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概要
ヤップ島の東方およそ250km、チャレンジャー海淵から東に約300kmに位置する。島の中央部に飛行場あり。珊瑚礁から成る島であり、西南側の一部と北東側の一部を除いて砂浜が広がる。タロイモを常食としているが、地表が低いため深刻な干ばつに度々見舞われている。
歴史
1828年から1829年にフランス海軍のルイス・トロメリンが発見したとも言われるが、実際は16世紀にフランシスコ・デ・カストロがフィリピンよりカロリン諸島へ向かう際に発見したとされる[1]。南洋諸島内でアンガウル島に次ぐ燐鉱島であり、日本委任統治領時代の1937年(昭和12年)に設立された南洋拓殖会社によって盛んに鉱石の採掘が行われた。アンガウル島で採鉱所長を務めた池田良介がその後ファイス島の採鉱所長も務めている[2]。
脚注
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