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ピエール・ポワリエーヴル(Pierre Poilievre、1979年6月3日 - )は、カナダの政治家。2022年9月よりカナダ保守党党首を務める。2004年カナダ総選挙にて25歳でカナダ保守党のメンバーとしてネピアン=カールトン選挙区よりカナダ下院に選出された。
16歳のアイルランド系の母によって1979年6月3日にアルバータ州カルガリーで生まれる[1]。生後すぐにカルガリーに住むフランス系カナダ人で教師だったポワリエーヴル夫妻に養子に出され、その時の姓ポワリエーヴルを名乗っている。
2004年にオタワ近郊のネピアン=カールトン選挙区より出馬し保守党議員として当選。25歳で議員となった。2008年にカルガリー大学を卒業。2006年から2013年まではスティーヴン・ハーパー元首相の秘書を務めていた。2013年に与党だったハーパー政権の下で民主改革大臣、2015年には雇用社会発展大臣を務めた。
エリン・オトゥール党首の辞任を受け2022年9月10日に新たにカナダ保守党党首に就任した。ポワリエーヴル自らをリバタリアンと自称している。
少年期はアイスホッケーをプレーし、カルガリーのヘンリーワイズウッド高校時代に政治に関心を持ち、保守党の会合に出席してミルトン・フリードマンの本を読む。カナダ改革党やアルバータ進歩保守党に所属して政治活動を開始する。10代半ばで両親が離婚、父親はゲイとなった。
高校卒業後はカルガリー大学に進学。カルガリー大学では国際関係論を専攻しカナダ同盟党首だったストックウェル・デイ議員の元で働く。
2017年12月にベネズエラ出身のアナイダ・ガリンドと結婚、2018年に第一子の長女、2021年に第二子長男をもうける。 英語とフランス語のバイリンガルである。フランス語はフランス系カナダ人の父ドナルドに幼少期から教わって育てられた。
2004年、2006年、2008年、2011年、2015年、2019年、2021年と過去7回連続でネピアン=カールトン/カールトン選挙区で当選を果たしている。
自らをリバタリアンと称しており[2]、ポピュリストと評価されることもある[3]。
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