パルス・デトネーション・エンジン

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パルス・デトネーション・エンジン

パルス・デトネーション・エンジン (Pulse Detonation Engine : PDE) はデトネーション波を利用したエンジンの一つである。デトネーション波とは、極超音速 (2 ~ 3 km/s) で衝撃波を伴い伝播する燃焼波であり、これを利用することで高い理論熱効率をめざす[1][2]。デトネーション波を利用したエンジンとして、パルスデトネーションエンジン (pulse detonation engine, PDE) [3]回転デトネーションエンジン(rotating detonation engine, RDE) がある[1]。現在、各国で開発が進められる内燃機関である[4][5]

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飛行中のPDE搭載ルータン ロング・イージー(2008年1月31日)

概要

燃焼行程においてデトネーション衝撃波を伴った燃焼=爆轟)で行われるため、従来の定圧燃焼を利用したガスタービンエンジンに比べ高い理論熱効率が予想される[6][7]スクラムジェットエンジンとは異なり、静止時からエンジンを始動できる。

従来のガスタービンエンジン燃焼器をパルスデトネーションエンジンで置き換えることでタービンの駆動が可能になり、複数のデトネーション管の位相をずらして運転することで、ノズルあるいはタービンの入口における流れの脈動を平滑化できる[6][3]

歴史

古くから理論構築、実験が続けられてきた。

脚注

関連項目

外部リンク

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