パラサイクリング

自転車競技 ウィキペディアから

パラサイクリング(Para-cycling)は、障害者のための自転車競技で、障がい者スポーツのひとつである。使用する自転車によって4つのクラスに分けられ、屋外のコースを走るロードレースと専用の屋内走路を走るトラックレースの2種目がある[1]UCI(国際自転車競技連合)が競技ルールを管轄し、世界選手権・ワールドカップなどの国際大会が実施されている[2]1984年からパラリンピックの正式種目として採用されている[1]

歴史

パラサイクリングは1980年代に始まったとされた。[3]1984年ニューヨーク・ストークマンデビルパラリンピックではロードレースのみが実施され、1996年アトランタパラリンピックからはトラックレースが採用された[3]

クラス

障害の種類に合わせた自転車を使用し、4つのクラスに分類される[1] 。Bクラスの二人乗り用タンデム自転車には、後ろに視覚障害の選手(ストーカー)が乗り、前に晴眼者のパイロットが同乗する[1]

さらに見る クラス, 使用自転車 ...
クラス 使用自転車 種目 障害の種類
Cクラス 通常の二輪自転車 ロード・トラック 四肢障害
Bクラス 二人乗り用タンデム自転車 ロード・トラック 視覚障害
Tクラス トライシクル(三輪自転車 ロード 重度の四肢障害
Hクラス ハンドバイク ロード 下半身不随など
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二人乗り用タンデム自転車(2012年ロンドンパラリンピック)
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トライシクル(2016年 German championships and Europe Cup)
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ハンドバイク(膝をついて乗るタイプ)(2017年 Invictus Games)
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ハンドバイク(仰向きで乗るタイプ)(2012年ロンドンパラリンピック)

さらにそれぞれのクラス内で、障害の程度によるクラス分けがなされている。

  • H1クラス:C6以上の四肢麻痺など。
  • H2クラス英語版:上肢にC7からT3の軽度の障がいをともなう四肢麻痺者。
  • H3クラス英語版: T4からT10の対麻痺者
  • H4クラス英語版:T11以下の対麻痺者と、ひざまずくのが困難な切断者。
  • H5クラス英語版:対麻痺者と切断者が対象。ハンドサイクルでひざまずける選手。

種目

パラサイクリングには以下の種目がある[2] [4]

ロード

  • 個人ロードレース(男子・女子)
  • 個人タイムトライアル(男子・女子)
  • チームリレー(ハンドサイクルリレー)(男女混合)

トラック

  • タンデムスプリント(男子・女子)
  • チームスプリント(チームリレー)(男女混合)
  • タイムトライアル(男子・女子)500mまたは1000m
  • 個人追い抜き(インディビジュアルパシュート)(男子・女子)4000mまたは3000m
  • スクラッチレース

主要な大会

国際大会

国内大会

脚注

関連項目

参考文献

外部リンク

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