バティック・エア

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バティック・エア

バティック・エア(Batik Air)は、インドネシア航空会社。同国大手航空会社ライオン・エアのグループ会社である。

概要 IATA ID, ICAO BTK ...
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概要

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ボーイング737-900ER型機 (スルターン・アジ・ムハンマド・スレイマン空港にて)
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ビジネスクラスの座席

親会社のライオン・エアは格安航空会社として知られているが、すべての座席に個人用モニタを設置したり、機内食を無料で提供したりするなどといったワンランク上のサービスを行う、いわゆるフルサービスキャリアを2013年に創設した。これがバティック・エアである[1][2][3]。なお、格安航空会社が運営するフルサービスキャリアとしてはバティック・エアが世界初である[4]

会社名は、インドネシアの伝統的な布地の特産品バティックを由来としており、機体の外装にもバティックの柄が描かれている。

同社は他の多くのインドネシアの航空会社と同様、EU域内への乗り入れを禁止している航空会社に指定されている[5][6] (EU域内乗り入れ禁止航空会社の一覧参照)。2017年1月に解除されている[7]

便数の拡大と他社との対抗

バティック・エアは、親会社のライオン・エアが既に就航している主要な路線に重複させる形で就航しているものが多い。これにより、様々な客層に利用される契機を増やせるだけでなく、ガルーダ・インドネシア航空とフルサービスキャリアとして対抗する形にもなっている[4]。一方、未だ他社が開拓していない路線を就航開始するなどして、新たなビジネスチャンスも狙っている (バンドン - パレンバン線など)。

同社は、航空機の納入の遅延のために、路線拡充に想定以上の時間がかかっているものの、2015年中には40機を保有する計画であり、国際線路線の開始も予定されている[4][8]

保有機材

2023年7月現在[9][10]

定期便就航地

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。

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地域就航地
東南アジアインドネシアジャカルタ/CGKジャカルタ/ハリムアンボン島バリクパパンバンダ・アチェ英語版バンジャルマシンバタム島バリ島ブンクル英語版ゴロンタロ英語版ジャンビ英語版ジャヤプラケンダリ英語版クパン英語版コモドロンボク島ルブクリンガウ英語版ルウク英語版マカッサルマラン英語版マナドマノクワリ英語版メダンパダンパランカラヤ英語版パレンバンパル英語版パンカルピナン英語版プカンバルポンティアナックサマリンダ英語版スマランシランギット英語版ソロン英語版スラバヤスラカルタタンジュン・ピナン英語版タラカン英語版テルナテ英語版ティミカ英語版ジョグジャカルタ
マレーシアクアラルンプールペナン島
シンガポールシンガポール
タイバンコク/ドンムアン
東アジア香港香港
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2023年7月現在[11]

関連項目

脚注

外部リンク

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