バティック・エア
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バティック・エア(Batik Air)は、インドネシアの航空会社。同国大手航空会社ライオン・エアのグループ会社である。
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設立 | 2013年3月 | |||
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ハブ空港 |
スカルノ・ハッタ国際空港 ジャカルタ・ハリム空港 | |||
親会社 | en:Lion Air Group | |||
保有機材数 | 64機 | |||
就航地 | 46都市 | |||
本拠地 | インドネシア・ジャカルタ | |||
代表者 | Captain Achmad Luthfie (CEO) | |||
外部リンク |
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概要


親会社のライオン・エアは格安航空会社として知られているが、すべての座席に個人用モニタを設置したり、機内食を無料で提供したりするなどといったワンランク上のサービスを行う、いわゆるフルサービスキャリアを2013年に創設した。これがバティック・エアである[1][2][3]。なお、格安航空会社が運営するフルサービスキャリアとしてはバティック・エアが世界初である[4]。
会社名は、インドネシアの伝統的な布地の特産品バティックを由来としており、機体の外装にもバティックの柄が描かれている。
同社は他の多くのインドネシアの航空会社と同様、EU域内への乗り入れを禁止している航空会社に指定されている[5][6] (EU域内乗り入れ禁止航空会社の一覧参照)。2017年1月に解除されている[7]。
便数の拡大と他社との対抗
バティック・エアは、親会社のライオン・エアが既に就航している主要な路線に重複させる形で就航しているものが多い。これにより、様々な客層に利用される契機を増やせるだけでなく、ガルーダ・インドネシア航空とフルサービスキャリアとして対抗する形にもなっている[4]。一方、未だ他社が開拓していない路線を就航開始するなどして、新たなビジネスチャンスも狙っている (バンドン - パレンバン線など)。
同社は、航空機の納入の遅延のために、路線拡充に想定以上の時間がかかっているものの、2015年中には40機を保有する計画であり、国際線路線の開始も予定されている[4][8]。
保有機材
- エアバスA320ceo : 39機
- エアバスA320neo:1機
- ボーイング737-800 : 24機
定期便就航地
2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。
地域 | 国 | 就航地 |
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東南アジア | インドネシア | ジャカルタ/CGK、ジャカルタ/ハリム、アンボン島、バリクパパン、バンダ・アチェ、バンジャルマシン、バタム島、バリ島、ブンクル、ゴロンタロ、ジャンビ、ジャヤプラ、ケンダリ、クパン、コモド、ロンボク島、ルブクリンガウ、ルウク、マカッサル、マラン、マナド、マノクワリ、メダン、パダン、パランカラヤ、パレンバン、パル、パンカルピナン、プカンバル、ポンティアナック、サマリンダ、スマラン、シランギット、ソロン、スラバヤ、スラカルタ、タンジュン・ピナン、タラカン、テルナテ、ティミカ、ジョグジャカルタ |
マレーシア | クアラルンプール、ペナン島 | |
シンガポール | シンガポール | |
タイ | バンコク/ドンムアン | |
東アジア | 香港 | 香港 |
2023年7月現在[11]
関連項目
脚注
外部リンク
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