Loading AI tools
日本の長野県上田市にあるスキー場 ウィキペディアから
菅平高原スキー場(すがだいらこうげんスキーじょう)は、長野県上田市(旧真田町)の菅平高原にあるスキー場である。
大小いくつかの会社により運営されているが、全体を「菅平高原スノーリゾート」と称している。
1928年 (昭和3年) 1月開設[1]。全体的に中・緩斜面が多く、小さな丘陵地に複数のコースを配している。そのためエリアの広さに反して標高差や滑走距離は長くはない。
晴天率が高く (2006年頃のデータで68%)[2]雪の量は多くないが、菅平高原は2012年2月に本州での観測史上最低気温となるマイナス29.2℃を記録したことがあるほどの低温になる場所であり、人工降雪機によりカバーしている。
かつては日本では珍しいヘリスキーがあり、根子岳山頂から全長6 km (山頂から奥ダボスまでは3km)のロングクルージングが楽しめた[3]。現在ではヘリスキーは行われていないが、根子岳山頂部標高2,170 m地点までのスノーキャット(雪上車)ツアーが行われており[4]、ヘリスキーとほぼ同じコースを滑走可能である。ヘリスキー時代も現在のスノーキャットツアーの場合も、滑走コースは圧雪されている。
首都圏から日帰りも可能なエリアではあるが、多くのホテル・ペンションが存在し滞在型の客の割合が高い。特に学生の誘致に積極的で、平日などは多くの小中学生等の学生で賑わっている。
おもにダボス・太郎・パインビークの3つのエリアからなり、パインビークはオオマツエリアとつばくろエリアに分かれている。それぞれ異なる山となっている。太郎とダボス間、オオマツとつばくろの間はなんとかスケーティングで移動は可能であるが、ダボス・太郎エリアとパインビークエリアは麓をへだてた向こう側なので、車などでないと移動ができない。
ダボス・太郎エリアの運営は、
となっている。
ダボス・太郎エリアの半分ほど(表ダボス・裏ダボス・裏太郎・表太郎・白金)を運営するハーレスキーリゾートは、かつては菅平観光という社名であった。上田交通の傘下だったが、2015年に日本スキー場開発に売却されている[5]。
パインビークエリアを運営する菅平大松山開発株式会社は、2009年、株式会社マックアースに買収された[6]。
全山共通リフト券・シーズン券が販売されているが、ダボス・太郎エリアと、パインビークエリアとではリフト券システムが異なるため、エリア移動の際にチケット交換が必要となっている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.