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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
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『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(英語表記:Negative Happy Chainsaw Edge)は、滝本竜彦による日本のライトノベル。イラストは安倍吉俊が担当している。単行本が角川書店より2001年11月に刊行された。第5回角川学園小説大賞特別賞受賞作[2]。
2002年にラジオドラマ化、2007年に漫画化、2008年に映画化された。
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あらすじ
平凡な高校生の山本陽介は、買い物の帰り道にチェーンソーを持った男と戦う女子高生の雪崎絵理と出会う。絵里は、チェーンソー男と遭遇した時から突如常人離れした身体能力が発現し、それ以来不死身のチェーンソー男と互角の死闘を繰り広げているという。いくら攻撃をしても全く倒せないチェーンソー男をめぐり、陽介の日常が大きく変わろうとしている。
登場人物
- 山本 陽介(やまもと ようすけ)
- 本作の主人公。高校2年生。2年からの成績は悪く、寮生活を漠然と送っている。
- 雪崎 絵理(ゆきざき えり)
- 本作のヒロイン。陽介とは違う高校の1年生。ある日を境にチェーンソー男と戦う様になり、それを倒す事が本当の幸せだと思っている。チェーンソー男と遭遇した際、突如常人離れした身体能力が発現し、以来不死身のチェーンソー男と互角の死闘を繰り広げている。
- 渡辺(わたなべ)
- 陽介の友人。同じく不良で万引きを繰り返している。事あるごとに自分には才能があると自称するが、どれも成功をしたためしが無い。
- 能登 弘一(のと ひろかず)
- 陽介・渡辺の友人。バイク事故で死去した。不健康で貧弱な人間であるが独特の善悪感情を持っており、自己に忠実でなかったり、事なかれ主義の人間を見ると激怒し、手がつけられなくなる。
- チェーンソー男
- チェーンソーを持つ謎の男。毎日夜中に現れては絵理と奮闘している。不死身で顔は若者か老人か区別がつかないものの、絵理と同等かそれ以上の化け物じみた身体能力を有している。
- 加藤先生
- 下宿のお姉さん
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既刊一覧
小説
- 滝本竜彦(著) / 安倍吉俊(イラスト) 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』 角川書店、2001年11月28日発売[3]、ISBN 4-04-873338-9
- 「文庫版」2004年6月25日発売[4]、ISBN 4-04-374701-2
漫画
- 滝本竜彦(原作) / 佐伯淳一(作画) 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』 角川書店〈角川コミックス・エース〉、全2巻
- 2008年1月23日発売[5]、ISBN 978-4-04-715019-5
- 2008年6月24日発売[6]、ISBN 978-4-04-715067-6
ラジオドラマ
2002年、NHK青春アドベンチャーによりラジオドラマ化され、全10回で放送された。
声の出演
映画
北村監督の長編第一作。監督曰く「(この作品は)娯楽映画だが、テーマは真逆のところに隠れている。そのテーマが何なのかを考えながら観ていただければ楽しめると思うし、その答えらしきものがわかればこのチェーンソー男が何だろうという答えにもつながっていくと思う」と述べている[8]。
なお、劇中挿入歌「根性なし」は、劇中で結成されるバンド”俺さまーズ”(市原隼人・三浦春馬・浅利陽介)で歌唱している。
キャスト
スタッフ
- 原作 - 滝本竜彦[9]
- 監督:北村拓司[9]
- 脚本:小林弘利[9]
- 音楽:高橋哲也[9]
- 撮影:小林元[9]
- 編集:伊藤伸行[7]
- 美術:川村泰代[7]
- 録音:横野一氏工[7]
- 衣裳:小里幸子[7]
- ヘアメイク:本田真理子[7]
- アクション監督:小池達朗[9]
- 主題歌:GReeeeN「BE FREE」[9]
- プロデューサー:松村傑[9]、廣瀬和宏[9]、山本章[9]
- 製作プロダクション:日活撮影所、デジタル・フロンティア
- 配給:日活[7]
- 製作:「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」製作委員会(デジタル・フロンティア、日活、インデックス、ユニバーサルミュージック、ティー・ワイ・オー、モンスターフィルムス)
評価
第4回日本映画エンジェル大賞佳作入賞。第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」上映作品。
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脚注
外部リンク
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