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トーラス PT92(葡: Taurus PT92)は、ブラジルのトーラス・アームズ社が製造している自動拳銃で、イタリアのファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ社が開発したベレッタ 92のライセンス生産モデルである。
各レバー類がゴールドカラーとなったPT92 ステンレスモデル。 | |
概要 | |
---|---|
種類 | 自動拳銃 |
製造国 | ブラジル |
設計・製造 | トーラス・アームズ |
性能 | |
口径 | 9mm |
銃身長 | 5インチ(127mm) |
ライフリング | 6条右回り |
使用弾薬 | 9x19mmパラベラム弾 |
装弾数 |
15+1発 17+1発(現行モデル) |
作動方式 |
シングルアクション/ダブルアクション プロップアップ式ショートリコイル |
全長 | 8.5インチ(216mm) |
重量 | 34オンス(964g) |
本銃は、ブラジル空軍の装備近代化計画において、M1911に代わる次期制式採用拳銃のトライアルに向けて、かつて存在したベレッタ社のサンパウロの工場を買収したトーラス社は、92の製造ライセンスを元に幾つかの独自改良を加えて製造を行い、同トライアルに参加した[1][2]。
同社は、トライアルで要求された部分に改良を加え、トリガーガードを大型化した量産型を完成させ、トライアルを通過した本銃はブラジル空軍に加え、陸軍でも制式採用となった。それと並行して、同社は一般向けのシビリアンモデルも生産し、アメリカ合衆国等の海外への輸出も行った。本銃は2020年現時点では、トーラス本社とそのアメリカ法人であるトーラス USAから製造・販売されている[1]。
オープントップスライドやプロップアップ式ショートリコイルの作動方式、コンベンショナルダブルアクショントリガーに使用弾薬等、あくまでライセンス生産モデルであるため、基本的な仕様は同じだが、オリジナルの92との大きな違いは、92S以前の初期型の92がベースであるためにマニュアルセーフティがスライド側では無く、フレーム側左後方に設けられており、本銃の物はハンマーのコッキングに関係無く、セーフティ状態にする事が出来るため、コック&ロックも可能となっている他、前述のトリガーガードは、ダブルハンドホールディングに向く様、先端部が角形となった。
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