Loading AI tools
ウィキペディアから
トビイロシワアリ (鳶色皺蟻、Tetramorium tsushimae) とは、ハチ目(膜翅目)アリ科シワアリ属に属するアリである。
西南日本では最普通種の一つにあげられる。
働きアリの体長:2.5mm 女王アリの体長:7-8mm
働きアリはクロナガアリに類似する。頭部には縦向きにシワがあり、すべて平行する。 前胸部は横に突き出し、後胸部になるにつれて細くなる。
女王の後胸部にはななめにトゲがある。 女王はオオズアリに似る。
巣は主に草地に見られ、草本類の根元や石下などに営巣する。西南日本では普通にみられ、多雌性かつ多巣性で巣は数万~数十万の大規模なコロニーになる。巣口はクレーター状に盛り上がる。結婚飛行も行うが、巣内交尾もする[1]。
雑食性で、蜜類・肉類好んで食べるが、種子も好んで集める。性格は非常におとなしく、生態自体もクロナガアリに似ている。ゴミを片付けたり、引っ越しを行うことは稀。
以前はヨーロッパの近縁種 Tetramorium caespitum と同種とされていたが、女王などの生態は細かく異なることから別種とされた[2]。
多湿を好むので飼育ケースは常に湿らしておくことが重要。エサは蜜系のエサと昆虫などの肉エサとともに、種の鳥の餌なども食べる。多雌性なので、数匹の女王アリを一緒に飼う[1]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.