トゥールーズ・マタビオ駅

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トゥールーズ・マタビオ駅

トゥールーズ・マタビオ駅 (トゥールーズ・マタビオえき、Gare de Toulouse-Matabiau)はフランス南部、トゥールーズの中心駅である。TGV大西洋線の起点で、ボルドーを経由してパリと5時間で結ばれている。

概要 トゥールーズ・マタビオ駅, 所在地 ...
トゥールーズ・マタビオ駅
駅舎
Toulouse-Matabiau
所在地 オート=ガロンヌ県トゥールーズ
北緯47度43分36.41秒 東経1度27分15秒
所属事業者 フランス国鉄(SNCF)
電報略号 87611004
駅構造 地上駅
ホーム 7面14線
開業年月日 1857年4月22日
乗入路線 3 路線
所属路線 ボルドー-セット線フランス語版
キロ程 0.000 km(ボルドー=サン=ジャン起点)
ラクールトンスルフランス語版 (6.729 km)
(4.864 km) トゥールーズ=モントドゥランフランス語版
所属路線 トゥールーズ-バイヨンヌ線フランス語版
キロ程 0.000 km(トゥールーズ・マタビオ起点)
(3.857 km) トゥールーズ=サン=アニュフランス語版
所属路線 ブリーヴ=ラ=ガイヤルド-トゥールーズ線フランス語版
キロ程 248.020 km(ブリーヴ=ラ=ガイヤルドフランス語版起点)
モントラベフランス語版 (? km)
乗換 マレンゴ=SNCF駅フランス語版トゥールーズ地下鉄A線フランス語版
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発着路線

歴史

19世紀前半、トゥールーズは産業革命で出遅れており、鉄道が開通したのはフランス国内では遅い方であった。ボルドーからセットに行くにはボルドーからトゥールーズまで18時間駅馬車に乗り、トゥールーズからセットまで28時間ミディ運河を利用するのが一般的だった。1853年南フランス鉄道が設立され、1857年アジャンからトゥールーズまでの路線が開通したことでボルドーからセットまで鉄道で繋がった[1]

マタビオ駅の駅舎は1903年から1905年の間に建てかえられたものである。駅が建てられた地区の名前をとってマタビオと名付けられた。マタビオとは「雄牛を殺す」という意味である。駅舎の設計はトゥドワールが担当し、サントンジュ産の石で建設された。ボルドーからセットまでの26の主なコミューンの紋章が建物正面に刻まれている。

1938年、南フランス鉄道は他の4つの鉄道とともに統合されてフランス国鉄になった。

将来

  • ボルドー・トゥールーズ間の高速線「LGV」が完成するとボルドーとは1時間で、パリとは3時間で、リールとは5時間で結ばれる予定。
  • トゥールーズ・ナルボンヌ間にもLGVの計画がある。完成しLGVニーム・ペルピニャン線とつながるとモンペリエまで1時間、マルセイユバルセロナまで1時間45分、リヨンまで2時間15分で結ばれる予定。

駅構造

利用状況

2021年の統計では10,248,180人の利用客がいた。

駅周辺

脚注

関連項目

外部リンク

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