『ディヴァイン・インターヴェンション』(Divine Intervention)は、スレイヤーが1994年に発表したアルバム。スタジオ・アルバムとしては6作目。
『ディヴァイン・インターヴェンション』 | ||||
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スレイヤー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1994年 | |||
ジャンル | スラッシュメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | アメリカン・レコーディングス | |||
プロデュース | スレイヤー、リック・ルービン、トビー・ライト | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
スレイヤー アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Serenity In Murder」 - YouTube |
解説
1992年、結成当時からのドラマーであるデイヴ・ロンバードが脱退。残されたバンド側は、元フォビドゥンのポール・ボスタフを後任として迎える。そして、バンドはアイス-Tとコラボレーションした「ディスオーダー」(エクスプロイテッドのカヴァーをメドレーにしたもの)を映画『ジャッジメント・ナイト』(1993年公開)のサウンドトラックに提供した後、本作を発表。
発表当時はオルタナティブ・ロックが隆盛して、多くのヘヴィメタル・バンドやハードロック・バンドは苦境に立たされていたが、スレイヤーは自分達の音楽性を曲げることを拒んだ[11]。音楽評論家のアレックス・ヘンダーソンは、allmusic.comにおいて「『シーズンズ・イン・ジ・アビス』ほど分かりやすくはないが、同様に魅力的な作品」と評している[11]。
バンドは、本作で初めて母国アメリカのBillboard 200でトップ10入りを果たした[1]。イギリスでは、アルバムは全英アルバムチャートで15位に達し[3]、収録曲「セレニティ・イン・マーダー」は全英シングルチャートで50位に達した[12]。
収録曲
- キリング・フィールズ - "Killing Fields" - 3:57
- 作詞:トム・アラヤ/作曲:ケリー・キング
- セックス、マーダー、アート - "Sex. Murder. Art." - 1:50
- 作詞:トム・アラヤ/作曲:ケリー・キング
- フィクショナル・リアリティ - "Fictional Reality" - 3:38
- 作詞・作曲:ケリー・キング
- ディトゥヘッド - "Dittohead" - 2:31
- 作詞・作曲:ケリー・キング
- ディヴァイン・インターヴェンション - "Divine Intervention" - 5:33
- 作詞:トム・アラヤ、ポール・ボスタフ、ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング/作曲:ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング
- サークル・オブ・ビリーフス - "Circle of Beliefs" - 4:30
- 作詞・作曲:ケリー・キング
- SS-3 - "SS-3" - 4:07
- 作詞:ジェフ・ハンネマン/作曲:ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング
- セレニティ・イン・マーダー - "Serenity in Murder" - 2:36
- 作詞:トム・アラヤ/作曲:ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング
- 213 - "213" - 4:52
- 作詞:トム・アラヤ/作曲:ジェフ・ハンネマン
- マインド・コントロール - "Mind Control" - 3:04
- 作詞:トム・アラヤ、ケリー・キング/作曲:ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング
参加ミュージシャン
脚注
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