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テルル化カリウム(Potassium telluride)は、化学式K2Teの無機化合物である。カリウムとテルルから構成されるテルル化物で[2]、白色の粉末である。テルル化ルビジウムやテルル化セシウムと同様に、宇宙での紫外線検出器に用いられる。結晶構造は他のテルル化物と似た逆蛍石型構造である。
テルル化カリウム | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 12142-40-4 |
PubChem | 82942 |
ChemSpider | 74841 |
EC番号 | 235-256-4 |
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特性 | |
化学式 | K2Te |
モル質量 | 298.64 g/mol |
外観 | 淡黄色粉末、空気と触れると灰色に変化[1] |
融点 |
874 °C |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 酸化カリウム 硫化カリウム セレン化カリウム ポロニウム化カリウム |
その他の陽イオン | テルル化リチウム テルル化ナトリウム テルル化ルビジウム テルル化セシウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
テルルが融解したシアン化カリウムと反応するとテルル化カリウムを生成する。また、通常液体アンモニア溶媒中で、カリウムとテルルを直接合成させることでも得られる[3]。
テルル化カリウムを水に加え、濾過後の溶液を空気中に放置すると酸化還元反応が起こり、水酸化カリウムとテルルが生成する[3][4]。
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