チェット・ホルムグレン

アメリカのバスケットボール選手 (2002 - ) ウィキペディアから

チェット・ホルムグレン

チェット・トーマス・ホルムグレンChet Thomas Holmgren, 2002年5月1日 - )は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身のプロバスケットボール選手。NBAオクラホマシティ・サンダーに所属している。ポジションはセンターまたはパワーフォワード

概要 オクラホマシティ・サンダー No.7, ポジション ...
チェット・ホルムグレン
Chet Holmgren
オクラホマシティ・サンダーでのホルムグレン
(2023年)
オクラホマシティ・サンダー  No.7
ポジション C / PF
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (2002-05-01) 2002年5月1日(22歳)
出身地 ミネソタ州ミネアポリス
身長 216cm (7 ft 1 in)
体重 94kg (207 lb)
シューズ ナイキ[1]
キャリア情報
高校 ミネハハ・アカデミー英語版
大学 ゴンザガ大学
NBAドラフト 2022年 / 1巡目 / 全体2位
プロ選手期間 2022年–現在
経歴
2022オクラホマシティ・サンダー
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ アメリカ合衆国
獲得メダル
男子バスケットボール
アメリカ合衆国
FIBA U19ワールドカップ
2021 ラトビア
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経歴

要約
視点

高校

6年生時からは地元の私立校ミネハハ・アカデミー英語版に所属。1学年上のチームメイトにはAAUで小学3年生の頃からのチームメイトであるジェイレン・サッグスがいた。入学時点で身長は188cmだったが、9年生になるまでの間に約17.8cm伸びている[2]。1年目のシーズンは平均6.2得点、3.0リバウンドを記録[3]。チームは州大会連覇を達成した[4]。2年目のシーズンは大きく成績を伸ばし、平均18.6得点、11.0リバウンドを記録。チームも州大会3連覇を達成した[5]。このシーズン終了後にアマチュア運動連合が主催したトーナメントにグラスルーツシズルの一員として参加し、トーナメントMVPを受賞。この活躍により、早くもNCAAの多くの大学から注目を集めるようになる[6]。そして2019年8月に現役NBA選手のステフィン・カリーが主催したトレーニングキャンプに参加。ピックアップゲームでカリーと対戦し、クロスオーバーでカリーを抜き去りダンクを決めた。この動画が全米で話題となり、カリーからも称賛された[7]。その後、3年目のシーズンは平均14.3得点を記録。チームも25勝3敗の好成績を残した。4年目のシーズンはチームを4度目の州大会優勝へ導き、ネイスミス年間最優秀選手賞、モーガン・ウッテン年間最優秀選手賞、マクドナルド・オール・アメリカンなど数々の功績を残した[8][9]

大学

ホルムグレンは4年目のシーズン終了時点で30もの大学からオファーを受けており[10]ESPNライバルズ英語版247スポーツ英語版の主要3サイトからいずれも5つ星で評価され、その全てで全体1位にランクインした。その後2021年4月19日にゴンザガ大学への進学を決断した[11]

さらに見る 氏名, 出身 ...
高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
チェット・ホルムグレン
C
ミネアポリス ミネハハ・アカデミー (MN) 7 ft 0 in (2.13 m) 195 lb (88 kg) 2021年4月19日 
リクルート スターレーティング英語版: Scout: N/A   Rivals:5/5 stars   247Sports:5/5 stars    ESPN:5/5 stars   ESPNグレード: 97
全リクルート順位:   Rivals: 1  247Sports: 1  ESPN: 1
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

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    カレッジ

    ゴンザガ大学でのホルムグレン
    (2021年)

    2021-22シーズンは32試合に出場して平均14.1得点、9.9リバウンド、3.7ブロックを記録し、WCCの新人王、最優秀守備選手賞などを受賞した。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトアーリーエントリーした[12]

    オクラホマシティ・サンダー

    ドラフト全体2位でオクラホマシティ・サンダーから指名され、2022年7月5日に契約した[13]。ドラフト後に行われたサマーリーグでは好成績を記録したが、8月21日に出場したプロアマ混合の試合にてレブロン・ジェームズと接触した際に右足リスフラン関節損傷の大怪我を負い、1年目の2022-23シーズンを全休することになった[14][15]

    NBAデビューとなった2023-24シーズン、2024年2月25日のヒューストン・ロケッツ戦を終えた時点でのブロック数が151、3ポイントシュート成功数が100に到達し、ルーキーシーズンに150ブロックと100本の3ポイントシュートを成功させたNBA史上初の選手となった[16]

    個人成績

    さらに見る 略称説明 ...
    略称説明
      GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
     FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
     RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
     BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
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    NBA

    レギュラーシーズン

    さらに見る シーズン, チーム ...
    シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
    2023–24 OKC 828229.4.530.370.7937.92.4.62.316.5
    通算 828229.4.530.370.7937.92.4.62.316.5
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    プレーオフ

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    シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
    2024 OKC 101034.5.496.260.7587.22.1.72.515.6
    通算 101034.5.496.260.7587.22.1.72.515.6
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    カレッジ

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    シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
    2021–22 ゴンザガ 323126.9.607.390.7179.91.9.83.714.1
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    プレースタイル

    センターながらガードのようなフットワークやボールハンドリング、シュートレンジなど多才なスキルを誇り、そのユニークなプレースタイルからユニコーンとも呼ばれる[17]。垂直跳びはセンターの平均値を遥かに上回っており、229cmという卓越したウィングスパンも相まって、リバウンドやブロックショットを量産する。同ポジションの他選手と比べて3ポイントシュートの精度も高く、インサイドでもアウトサイドでも活躍できる[18]

    脚注

    外部リンク

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