ダフィー (護衛駆逐艦)

ダフィー（DE-27)（英語: USS Duffy (DE-27)）は、アメリカ海軍のエヴァーツ級護衛駆逐艦の一つ。第二次世界大戦で活動した。艦名はカサブランカ沖海戦で戦死した海軍軍人チャールズ・ジョン・ダフィーにちなむ。

ダフィー
基本情報
建造所	メア・アイランド海軍造船所
運用者	アメリカ海軍
艦種	護衛駆逐艦
級名	エヴァーツ級護衛駆逐艦
艦歴
起工	1942年10月9日
進水	1943年4月16日
就役	1943年8月5日
退役	1945年11月9日
最期	1947年6月16日にスクラップのため売却
要目
トン数	1,140 t (軽荷時) 1,420ロングトン (1,443 t、満載時)
全長	88 m (289 ft)
幅	11 m (35 ft)
吃水	2.51 m (8 ft 3 in)
速力	21 ノット (39 km/h, 19ノットとする説あり)
乗員	156名 (士官15名、下士官183名とする説あり)
兵装	3インチ50口径Mk.22単装両用砲 ×3 エリコン20mm Mk.4対空機関砲 ×9 4連装28mm Mk.2対空機関砲 ×1 Mk.10ヘッジホッグ発射機 (144発) ×1 Mk.6爆雷発射機 ×8 Mk.9 爆雷投下軌条 ×2

艦歴

1943年4月16日、メア・アイランド海軍造船所にて進水。当初イギリス海軍に引き渡す予定で建造されていた。同年8月5日、G・A・パーキンソン予備中佐の指揮下で就役。

ダフィーは主に船団や空母群の護衛に従事した。1944年12月には、レイテで一式陸上攻撃機1機を撃墜。12月29日、マーシャル諸島のマロエラップ環礁に対し、空襲を援護しつつ艦砲射撃。以降アメリカ軍の勢力圏下に孤立した日本軍の島々を砲撃し、神経戦を仕掛けた。1945年6月14日にはミリ環礁の駐屯地で7名の捕虜を捕らえる。

戦争終結間際にアジアを離れ、7月26日にサンフランシスコに到着。11月9日に退役。1947年6月16日にスクラップのため売却された。

勲章

	戦闘行動リボン（英語版） (遡及)
	アメリカ従軍章（英語版）
	アジア・太平洋従軍章（英語版） (2個従軍星章（英語版）付き)
	第二次世界大戦勝利記章（英語版）

外部リンク

• この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。 記事はこことここで閲覧できます。
• Photo gallery of USS Duffy at NavSource Naval History