クレイドル・オブ・フィルスのアルバム ウィキペディアから
『ダスク・アンド・ハー・エンブレイス』(Dusk and Her Embrace)は、イングランドのエクストリーム・メタル・バンド、クレイドル・オブ・フィルスが1996年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。
『ダスク・アンド・ハー・エンブレイス』 | ||||
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クレイドル・オブ・フィルス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | バーミンガム DEPインターナショナル・スタジオ[1] | |||
ジャンル | エクストリーム・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ミュージック・フォー・ネイションズ | |||
プロデュース | キット・ウールヴェン、クレイドル・オブ・フィルス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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クレイドル・オブ・フィルス アルバム 年表 | ||||
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元々は「カコフォノウス・レコーズ」所属時にレコーディングされていたが、最終的にバンドは「ミュージック・フォー・ネイションズ」へ移籍し、ギタリスト、キーボーディスト、ベーシストを総入れ替えした上で再録音した[3]。なお、当時脱退したメンバーの一人ポール・アレンダー(ギター)は2000年にバンドに復帰した[3]。また、本作の初期ヴァージョンは2016年に『Dusk… and Her Embrace: The Original Sin』というタイトルで発表された[3]。
共同プロデューサーのキット・ウールヴェンは、過去にシン・リジィやマグナム等の作品を手がけた[4]。「ホーンテッド・ショアズ」には、ヴェノムのボーカリストとして知られるクロノスがゲスト参加した[3]。
全英アルバムチャートではトップ100入りを逃したが[5]、フィンランドでは1996年第47週のアルバム・チャートで初登場24位となり、合計8週トップ40入りした[2]。
Bradley Torreanoはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ノルウェーのブラックメタル・シーンにおける極端な演奏スタイルに、シスターズ・オブ・マーシー風のメロディを持ち込んだ」と評している[6]。クリス・チャントラーは2021年、loudersound.comの企画「クレイドル・オブ・フィルスの全アルバムのランキング」で本作を1位に挙げた[4]。
特記なき楽曲は作詞:ダニ・フィルス/作曲:クレイドル・オブ・フィルス。1. 7. 11.はインストゥルメンタル。
下記の曲順は2001年再発CD (VICP-61273)に準拠。日本初回盤CD (PCCY-01049)では、「ノクターナル・スプレマシー'96」はアルバム本編の5曲目に組み込まれていた[7]。
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