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ニー・ドロップ(Knee Drop)は、プロレス技の一種である。ニー・プレス(Knee Press)とも呼ばれる。日本名は膝落とし(ひざおとし)。打撃技(浴びせ技)に分類される。
ダウンした相手に対し、片膝を突き出すように折り曲げてジャンプして、相手の体に片膝を落とす。
古典的なプロレス技であり、フィニッシュ・ホールドとしても使用されていたが、近年では繋ぎ技として使用される場合が多い。
ニー・スタンプの派生技とされ、後述する応用型も存在する。
ジャンピング・ニー・ドロップ、フライング・ニー・ドロップとも呼ばれる。助走してジャンプしながら相手の体に片膝を打ちつける。
フライング・ニー・ドロップとも呼ばれる[1]。コーナー最上段もしくはセカンドロープからジャンプして相手の体に片膝を打ちつける。軸足(相手の体にぶつけず、着地させる方の足)を前方へと伸ばして足の裏で着地するタイプと、軸足をもう片足(相手にぶつける方の足)と同様に膝を曲げた状態で着地するタイプの2種類がある。
ジプシー・ジョーは金網デスマッチにおいて、金網の最上段から放ったことがある[2]。
ダブル・ニー・プレスとも呼ばれる。ダウンした相手に対し、両膝を突き出すように折り曲げてジャンプして、相手の体に両膝を打ちつける。上記ランニング・ニー・ドロップのように、助走してジャンプしながら落とす場合もある。
フライング・ダブル・ニー・ドロップとも呼ばれる。コーナー最上段もしくはセカンドロープからジャンプして相手の体に両膝を打ちつける。
CIMAのオリジナル技。 尻餅状態の相手に対し、トップロープからダイブして両膝を顔面に叩き込むダイビング・ダブル・ニー・ドロップ。最近では、相手の腹部へ放ったり、トップロープから相手の背後から放ったりとバリエーションを増やしている。技の名はギリシャの修道院群であり、ユネスコの世界遺産でもあるメテオラから因んだ。
CIMAのオリジナル技。 尻餅状態の相手に対し、コーナー最上段からメテオラを繰り出し、両膝を相手の顔面に乗せたまま両足を抱え込み、エビで固めてフォールを奪う最上級フィニッシュ・ホールド。ちなみに公式では「メテオラ→エビ固め」と表記される。
リングに背を向けた状態でコーナー最上段から体を360度後方回転するようにジャンプして、両膝を相手の体に打ちつける。
コーナー最上段からジャンプして空中で体を450度後方回転させ、両膝を相手の体に打ちつける。
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