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1975-, 映画監督、脚本家、小説家。 ウィキペディアから
タナダ ユキ(1975年8月12日 - )は、日本の映画監督、演出家、脚本家、小説家。
福岡県北九州市出身。マッシュ所属。デビュー作である『モル』にて、2001年のPFFアワードグランプリを受賞。代表作として『百万円と苦虫女』、『ふがいない僕は空を見た』がある。
地元北九州の東筑紫学園高等学校で演劇を学んだ後、イメージフォーラム附属映像研究所に入学、映画制作を学ぶ。一時期、映画をやめようと思った時期があったが、『トト・ザ・ヒーロー』を見て感激して「辞めるって決めなくてもいいなと感じた」と言われている。その時、蓄積されたモチベーションで、2000年に『モル』を製作し、監督・脚本・主演を務める。この作品では、何をやっても空回りする人生に振り回される主人公をタナダユキ自身が女優として演じ、PFFアワードグランプリと日活のブリリアント賞との二冠を受賞、期待の新人と評判になった。
2004年にはフォークシンガーである高田渡のドキュメンタリー『タカダワタル的』の監督を務め、東京国際映画祭で特別招待作品として上映される。同年『ラブコレクション』という映画シリーズの一作のうち、監督・脚本作である『月とチェリー』も公開された。同作はR-18映画となるところだったが、一部描写の手直しを行いR-15での公開となる。ちなみに5日間で撮り終えたという。
2005年には、知人である杉作J太郎監督作の『怪奇!!幽霊スナック殴り込み!』に主演女優として出演。
2008年公開『百万円と苦虫女』で2009年2月に第49回日本映画監督協会新人賞を受賞、大きな話題となる。2009年以降は一時期映画監督業は休止、テレビドラマや小説・コラムの執筆に活動を移していたが、2012年『ふがいない僕は空を見た』で4年ぶりの映画監督復帰をした。
2022年9月30日公開の『マイ・ブロークン・マリコ』の主演のシイノ役の永野芽郁から撮影前に3~4ヶ月程前から喫煙、愛用するドクターマーチンの靴は11ヶ月程前から履きつぶすまでトレーニングしたと聞いたときは褒め称えてあげた[注 1][1][2][3][4][5][6]。
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