ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ

デフ・レパードのアルバム ウィキペディアから

ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ』(Songs from the Sparkle Lounge)は、イギリスハードロックバンドデフ・レパード2008年に発表した、カバー・アルバムも含めれば通算10作目のスタジオ・アルバム

概要 『ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ』, デフ・レパード の スタジオ・アルバム ...
『ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ』
デフ・レパードスタジオ・アルバム
リリース
録音 ダブリン ジョーズ・ガレージ[1]
アディショナル・レコーディング:カリフォルニア州 キャンベル・マナー、フィルズ・スウェット・ショップ、ビーム・ハウス[1]
ジャンル ハードロックヘヴィメタルグラム・メタル
時間
レーベル Bludgeon Riffola
プロデュース ローナン・マクヒュー&デフ・レパード
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 5位(アメリカ[2]
  • 7位(カナダ[3]
  • 10位(イギリス[4]
  • 15位(ノルウェー[5]
  • 25位(日本[6]
  • 26位(スウェーデン[7]、ニュージーランド[8]
  • 27位(フィンランド[9]
  • 29位(スイス[10]
  • 43位(ドイツ[11]
  • 58位(イタリア[12]
  • 88位(ベルギー・ワロン地域[13]
  • 118位(フランス[14]
デフ・レパード アルバム 年表
Yeah!〜イエーイ!
(2006年)
ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ
(2008年)
ミラー・ボール
(2011年)
ミュージックビデオ
「Nine Lives (ft. Tim McGraw)」 - YouTube
「C'mon C'mon」 - YouTube
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背景

本作からの第1弾シングル「ナイン・ライヴス」には、カントリー歌手ティム・マグロウがソングライティングとボーカルで参加している。マグロウのツアー・マネージャーを務めてきたロバート・アレンは、デフ・レパードのドラマーであるリック・アレンの兄で、その縁からマグロウは2005年よりデフ・レパードと親しくなり、2006年にはデフ・レパードのハリウッド・ボウル公演にゲスト参加して意気投合し、今回のコラボレーションにつながった[15]。なお、この曲は本作の発売に先行して、音楽ゲーム『ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック』のダウンローダブル・トラックとなった[16]

収録曲の大部分は、複数のメンバーの共作ではなく個々のメンバーが単独で作った曲で、フィル・コリンは後に「4つのプロジェクトが別々に進行していたようなものだった」と振り返っている[17]。本作のタイトルは、バンドが2007年のツアー中に新曲作りを行っていたリハーサル・ルームのことを、スタッフの一人が「スパークル・ラウンジ」と名付けたことに由来している[18]

反響・評価

全英アルバムチャートでは3週トップ100入りし、最高10位を記録した[4]。アメリカでは8週Billboard 200入りし、2008年5月17日に最高5位を記録した[2]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け、「カモン・カモン」に関して「ゲイリー・グリッター風のリズム」、「バッド・アクトレス」に関して「ここ何年かの彼らが発表してきたどの曲よりもハードな、打ちのめすような曲」、「ハルシネイト」に関して「ギター・フレーズが"Photograph"にそっくり」、「オンリー・ザ・グッド・ダイ・ヤング」に関して「『ヒステリア』に直結するような煌めくハーモニー」と評している[19]。また、アンディ・グリーンは2008年5月1日付の『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中2.5点を付け「かつてロバート・ジョン・"マット"・ラングはバンド最大のヒット作『ヒステリア』のプロデュースおよび楽曲の共同制作に携わり、バンドは同作のマジックを『ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ』で再現しようとした」「彼らは明らかに、昔のプロデューサーのことを懐かしがっている」と評している[20]

収録曲

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#タイトル作詞・作曲時間
1.「ゴー - Go」フィル・コリンジョー・エリオット
2.「ナイン・ライヴス - Nine Lives」(featuring Tim McGraw)フィル・コリン、リック・サヴェージ、ジョー・エリオット、ティム・マグロウ
3.「カモン・カモン - C'mon C'mon」リック・サヴェージ
4.「ラヴ - Love」リック・サヴェージ
5.「トゥモロー - Tomorrow」フィル・コリン
6.「クルーズ・コントロール - Cruise Control」ヴィヴィアン・キャンベル
7.「ハルシネイト - Hallucinate」フィル・コリン
8.「オンリー・ザ・グッド・ダイ・ヤング - Only the Good Die Young」ヴィヴィアン・キャンベル
9.「バッド・アクトレス - Bad Actress」ジョー・エリオット
10.「カム・アンダン - Come Undone」ジョー・エリオット
11.「ゴッタ・レット・イット・ゴー - Gotta Let It Go」ヴィヴィアン・キャンベル
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日本盤ボーナス・トラック
#タイトル作詞作曲・編曲時間
12.「ラヴ - Love」(Acoustic Version)
13.「ナイン・ライヴス - Nine Lives」(Def Leppard Version)
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デラックス・エディション盤ボーナスDVD

  • ビハインド・ザ・カーテン
  • ザ・スパークル・ラウンジ・コメンタリー
  • ナイン・ライヴス (PV)

参加ミュージシャン

アディショナル・ミュージシャン

脚注

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