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ユーライア・ヒープのアルバム ウィキペディアから
『ソニック・オリガミ』(Sonic Origami)は、イギリスのバンド、ユーライア・ヒープが1998年に発表した20作目のスタジオ・アルバム。
「ビトウィーン・トゥー・ワールズ」は死者との再会を題材とした曲で、バンドの中心人物ミック・ボックスによれば、バンドの歴代メンバーのうち早世したゲイリー・セインとデヴィッド・バイロン、それにボックスの母を含む多数の人々に捧げられたという[5]。「アクロス・ザ・マイルズ」はサバイバーのカバーで[6]、オリジナル・バージョンはアルバム『今夜は眠れない』(1988年)に収録されている。
バンドは本作のリリースに伴い、18か月に及ぶ大規模なワールド・ツアーを構想していたが、ミック・ボックスによれば、所属レーベルのイーグル・レコードから十分な協力を得られなかったとのことで[7]、1999年秋に予定されていたアメリカ・ツアーは中止となった[1]。それを機にバンドは同社と決別し、以後『ウェイク・ザ・スリーパー』(2008年)まで新録のスタジオ・アルバムは発表されなかった[7]。
スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「特定のジャンルの中で見れば堅実な作品で、酷評するには忍びない」「クラシック・ロックのファンであれば、無条件で楽しめるだろう」と評している[3]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「前作『シー・オブ・ライト』(95年)のパワフルな仕上がりに比べると少々落ち着いた印象だが、優美なメロディック路線に変わりはない」と評されている[2]。
特記なき楽曲はミック・ボックスとフィル・ランゾンの共作。
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