Loading AI tools
ウィキペディアから
セス・アダム・マイヤーズ(Seth Adam Meyers, 1973年12月28日[1] - )は、アメリカ合衆国の俳優、声優、脚本家、プロデューサー、テレビ番組司会者、コメディアン。
NBC『サタデー・ナイト・ライブ』の元第一脚本家で、番組内のニュースパロディコーナー『Weekend Update 』で司会を務め、2014年2月1日を最後に同番組を降板した。同年2月24日から『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』の司会を務めている。
イリノイ州エバンストンで[2]、金融業のローレンス・マイヤーズ・ジュニアと中学校のフランス語教師のヒラリー・クレア(旧姓:オースン)のもとに生まれる[3][4]。弟は俳優のジョシュ・マイヤーズ。父方の祖父はユダヤ系、祖母はチェコ系。他にスウェーデン、イギリス、ドイツの系統を引いている[5]。
ニューハンプシャー州マンチェスターおよびその郊外のベッドフォードで育ち、マンチェスター高等学校に通学した。エヴァンストンにあるノースウェスタン大学に進学し、フラタニティ「Phi Gamma Delta」のメンバーとなった。
大学在学中、即興劇団「Mee-Ow」に所属し、即興劇を始める。「Preponderate」と共に「ImprovOlympic」に所属しながら、オランダのアムステルダム[6]を本拠地とする英語の即興劇団「Boom Chicago」に弟と共に所属した[7]。
2001年、脚本家として『サタデー・ナイト・ライヴ』に第27シーズンから参加する[7]。
2004年、ジョン・チョーと共にコメディ映画『See This Movie 』に主演。2008年には、ブレンダン・フレイザー、アニタ・ブリエムと共に3D映画『センター・オブ・ジ・アース』に出演した。同年、映画『キミに逢えたら!』にもカメオ出演し、主人公をタクシーと間違う酔っ払いを演じた。同年7月、『Crackle』のウェブシリーズ『The Line 』で監督を務める[8]。
2005年、『サタデー・ナイト・ライヴ』において脚本監督を志望し[要出典]、2006年1月、ティナ・フェイ、アンドリュー・スティールと共に第一脚本家となった[9]。2004年、フェイと共に『Weekend Update 』コーナーの共同アンカーのオーディションを受けたが、エイミー・ポーラーが合格し、マイヤーズは不合格であった[10]。
フェイの離脱により、2006年から2007年にかけてのシーズンでは第一脚本家となり、ポウラーと共に『Weekend Update 』の共同アンカーとなった[11][12]。ポウラーの離脱後、2008年から2013年の間、『Weekend Update 』のアンカーとなった。
2007年-2008年全米脚本家組合ストライキをサポートすると同時にピケを張り、インタビューでは「私たちは皆、仕事があることをとても幸せに思っている。私たちの要求はそんなに高くないはずだ。人々のテレビ視聴は多様化しているのだから、規則もそれによって変えるべきだ」と語った[13]。しかし、大統領予備選を逃したことを後悔しているとも語った[14][15]。
2008年アメリカ合衆国大統領選挙の期間中[16]、『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』において、共和党副大統領候補サラ・ペイリンの物真似をするフェイと出演。2009年秋には、『Saturday Night Live Weekend Update Thursday 』の2エピソードでポウラーと共に共同アンカーを務めた[17]。 2013年から2014年にかけてのシーズンでは、セシリー・ストロングと共に共同アンカーを務めた。
2008年と2009年の2回、ウェビー賞授賞式の司会を務めた。2009年にはワシントン州シアトルにあるセーフコ・フィールドでマイクロソフトの株主総会の司会を務めたほか[18]、2010年と2011年にはESPNでESPY賞授賞式の司会を務めた[19]。
2011年4月、ホワイトハウス記者クラブ晩餐会で基調演説者を務める。冒頭の挨拶ではウサーマ・ビン・ラーディンの潜伏をジョークにし、午後にC-SPANのテレビ番組でビン・ラディンが司会をしていたと語った[20]。この時点では、マイヤーズは翌日にウサーマ・ビン・ラーディンの殺害が計画されていることを知らなかった。
2013年5月12日、NBCはジミー・ファロンが『ザ・トゥナイト・ショー』出演のため『レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン』から降板することとなり、『レイト・ナイト』の後任をマイヤーズが務めることを発表した。同年2月10日、『サタデー・ナイト・ライヴ』で共演していたアーミセンが『レイト・ナイト』の専属バンド「The 8G Band」のバンドリーダーを務めることが発表された[21]。
2014年2月1日、レギュラーとしては『サタデー・ナイト・ライヴ』における最後の出演となった。『Weekend Update』のコーナーにはストロングの他にポウラー、ビル・ヘイダー演じるステファン、アンディ・サムバーグ、フレッド・アーミセン演じるデビッド・パターソン・ニューヨーク州知事などが登場した。
2014年2月24日からマイヤーズによる『レイト・ナイト』が放送開始し、初回ゲストには『サタデー・ナイト・ライヴ』の『Weekend Update』で共にアンカーを務めたポウラーが出演した[22]。
『サタデー・ナイト・ライヴ』では、マイヤーズはジョン・ケリー[7]、マイケル・ケイン、アンダーソン・クーパー、キャロット・トップ、チャールズ3世、ライアン・シークレスト、ショーン・ペン[7]、ストーン・フィリップス[7]、トビー・マグワイア、ペイトン・マニング、ベン・カーティス(別名:ディル・デュード)、タイ・ペニントン、ビル・カウワー、ブライアン・ウィリアムズ、ニコレット・シェリダン、ウエイド・ロブソン、ドナルド・トランプ・ジュニア、トム・クルーズ、ケヴィン・フェダーラインなどの物真似をした。
2004年5月1日、第29シーズンにリンジー・ローハンが出演した際には、『ハリー・ポッター』のパロディでロン・ウィーズリー役を演じた。
レギュラーキャラクターとしては、子供たちの行動をカメラで隠し撮りする『Pranksters』司会のザック・リッキー役、『Appalachian Emergency Room』司会兼受付のネロッド役、同僚を侮辱する科学者のデイヴィッド・ジンガー役、『Jarett's Room』のウェブカムによるDJ・ジョナサン・ファインステイン役、『that should be divorced』でポウラーと共に今にも離婚しそうな夫ダン・ニーラー役、『Top o' the Morning』という架空のアイルランドのトーク番組に出演するウィリアム・フィッツパトリック役、『Original Kings of Catchphrase Comedy』のコメディアンの1人であるボストン・パワーズ役などを演じた。
年 | 題 | 役 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2004 | See This Movie | Jake Barrymore | |
Maestro | Tim Healy | 短編 | |
Thunder Road | Voice Over | 短編 | |
2005 | Perception | Steven | |
The Adventures of Big Handsome Guy and his Little Friend | Disgruntled Dork | 短編 | |
2006 | アメリカン・ドリームズ American Dreamz | Chet Krogl | |
2008 | センター・オブ・ジ・アース Journey to the Center of the Earth | Professor Alan Kitzens | |
キミに逢えたら! Nick and Norah's Infinite Playlist | Drunk Guy in Yugo | ||
2009 | スプリング・ブレイクダウン Spring Breakdown | William Rushfield | |
2011 | ケイト・レディが完璧な理由 I Don't Know How She Does It | Chris Bunce | |
ニューイヤーズ・イブ New Year's Eve | Griffin |
年 | 題 | 役 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2001 | スピン・シティ Spin City | Doug | エピソード 『Rain on My Charades 』 |
2001–2014 | サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live | 本人 その他 | Head Writer |
2008–2012 | Saturday Night Live Weekend Update Thursday | 本人 | 8 episodes |
2010 | ESPY賞授賞式 2010 ESPY Awards | 本人(司会) | TV Special |
2011 | ホワイトハウス記者クラブ晩餐会 White House Correspondents Dinner | 本人 | TV Special |
ESPY賞授賞式 2011 ESPY Awards | 本人(司会) | 特別番組 | |
2012 | The Mindy Project | Matt | エピソード『Hiring and Firing 』 |
2013 | The Office | 本人 | エピソード『Finale 』 |
The Awesomes | Prock (声) | 製作、脚本 エグゼクティヴ・プロデューサー、声優 | |
2014 | レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ Late Night with Seth Meyers | 本人(司会) | 脚本、エグゼクティヴ・プロデューサー 2014年2月24日放送開始 |
年 | 賞 | 作品 | 結果 |
---|---|---|---|
2008 | 2007年全米脚本家組合賞 コメディ/バラエティ(トーク)番組賞 | サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live |
ノミネート |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ番組脚本賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート | |
2009 | 2008年全米脚本家組合賞 コメディ/バラエティ(トーク)番組賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | 受賞 |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ番組脚本賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート | |
2010 | 2009年全米脚本家組合賞 コメディ/バラエティ(トーク)番組賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | 受賞 |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ番組脚本賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート | |
2011 | 2010年全米脚本家組合賞 コメディ/バラエティ(トーク)番組賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ番組脚本賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート | |
プライムタイム・エミー賞 オリジナル作詞作曲賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | 受賞 | |
2012 | 2011年全米脚本家組合賞 コメディ/バラエティ(トーク)番組賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート |
ゴールデンラズベリー賞 最低スクリーンカップル賞 | ニューイヤーズ・イブ New Year's Eve |
ノミネート | |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ番組脚本賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート | |
プライムタイム・エミー賞 オリジナル作詞作曲賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート | |
2013 | 2012年全米脚本家組合賞 コメディ/バラエティ(トーク)番組賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ番組脚本賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | ノミネート | |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ番組脚本賞 | Saturday Night Live Weekend Update Thursday | ノミネート | |
プライムタイム・エミー賞 バラエティ特別番組脚本賞 | 第70回ゴールデングローブ賞 70th Golden Globe Awards |
ノミネート | |
2014 | 2013年全米脚本家組合賞 コメディ/バラエティ(トーク)番組賞 | サタデー・ナイト・ライヴ | 未決定 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.