セクシオン・パロワーズ

セクション・パロワーズ'（仏: Section Paloise）、通称セクションまたはポー（Pau）は、フランス・ピレネー＝アトランティック県のポーを拠点とするプロラグビー・ユニオンクラブです。彼らはフランスのラグビー最高峰のリーグであるトップ14（Top 14）に参加しており、またEPCRチャレンジカップにも出場しています。

セクシオン・パロワーズ

正式名称	Section Paloise
ユニオン	フランスラグビー連盟 (FFR)
創設年	1902年
本拠地	ポー
グラウンド	スタッド・デュ・アモー
収容人数	18,324
会長	Bernard Pontneau
ヘッドコーチ	Sébastien Piqueronies
主将	ルーク・ホワイトロック（英語版）
所属リーグ	トップ14
2023-24	9th
ファースト ジャージ セカンド ジャージ
公式サイト
www.section-paloise.com%0a%e3%80%80

彼らのホームゲームは、80年間のクロワ・デュ・プランス（Stade de la Croix du Prince）での開催を経て、スタッド・デュ・アモー（Stade du Hameau）で行われています。クラブは印象的な歴史を持ち、ブシュリエ・ド・ブレナス（Bouclier de Brennus）を1928年、1946年、1964年の3回獲得し、2000年にはヨーロピアン・チャレンジ（European Challenge）も制覇しました。

また、チャレンジ・イヴ・デュ・マノワール（Challenge Yves du Manoir）では1939年、1952年、1997年に勝利を収め、2015年にはフランス・プロD2（Pro D2）タイトルも獲得しています。

フランスのラグビー界で強力な存在感を誇るこのクラブは、ベアルン文化と遺産の大切なシンボルとなっています。公式アンセムである「オナダダ（Honhada）」は2012年3月に始まった伝統で、この歌の歌詞はスコットランドの有名なバラード「水は広い（The Water Is Wide）」のメロディーに乗せられています。

また、セクション・パロワーズはフランスの有名な石油会社トタルエナジーズ（TotalEnergies）からスポンサーシップを受けており、この提携はポーの歴史において重要な意味を持ちます。トタルエナジーズは現在もポーにオフィスを持ち、都市の主要な雇用主の一つとして重要な役割を果たしています。

近年のフランス代表ラグビー選手には、イマノル・ハリノルドキ（Imanol Harinordoquy）、ダミアン・トレイユ（Damien Traille）、リオネル・ボクシス（Lionel Beauxis）、アントワーヌ・アストワ（Antoine Hastoy）がセクションでプロキャリアをスタートさせました。クラブはラグビーのレジェンドであるコンラッド・スミス（Conrad Smith）、コリン・スレイド（Colin Slade）、2023年ラグビーワールドカップ後のサム・ホワイトロック（Sam Whitelock）を迎え入れたことでも知られています。長年にわたり、ステフォン・アーミテージ（Steffon Armitage）などのイングランド選手も在籍しており、現在ではダン・ロブソン（Dan Robson）やジョー・シモンズ（Joe Simmonds）などの才能も揃っています。

現在、セクション・パロワーズに在籍しているフランス代表選手にはヒューゴ・オウラドゥ（Hugo Auradou）、テオ・アティソグベ（Théo Attissogbé）、エミリアン・ガイエトン（Émilien Gailleton）が含まれます。」

^[1]。

歴史

1902年創設^[2]。

1927-28シーズン、フランス選手権（現・トップ14）で初優勝^[3]。

1999-2000シーズン、欧州チャレンジカップで優勝^[4]。

2019年、フランス遠征のヤマハ発動機ジュビロと対戦するも敗戦^[5]。

タイトル

国内タイトル

• フランス選手権（現・トップ14）
  • 優勝 3回（1928, 1946, 1964）
• フランス選手権プロD2（2部リーグ）
  • 優勝 1回（2015）

国際タイトル

• 欧州チャレンジカップ
  • 優勝 1回（2000）
  • 準優勝 1回（2005）

スコッド

2024-25シーズンのスコッド（2024年10月現在）

ポー トップ14 スコッド[6]
フッカー ユウリ・デローメル（英語版） ダン・ユースト（英語版） ルーカス・レイ（英語版） ロマン・ルーフェナッシュ（英語版） プロップ ダニエル・ビビ・ビジウ（英語版） イグナシオ・カジェス（英語版） レクソ・カウラシヴィリ（英語版） グラム・パイドゼ ヒューゴ・パーロウ（英語版） レミ・セネカ（英語版） シアテ・トコラヒ ハリー・ウィリアムズ ジョン・サバラ ロック ヒューゴ・アウラドウ（英語版） ミカエル・カペッリ（英語版） トマ・ジョルメス ジョエル・クポク（英語版） ジミ・マキシミン（英語版） レミ・ピケット（英語版） レキマ・タンギタンギヴァル	フランカー/No.8 トム・フランクリン ロイック・クレドス（英語版） ベカ・ゴルガゼ ティボー・ハモノウ（英語版） リース・ヘワット（英語版） ルーク・ホワイトロック（英語版） サッチャ・ゼグエール（英語版） スクラムハーフ ティボー・ダウバグナ（英語版） ダン・ロブソン（英語版） フライハーフ アクセル・デスペレス（英語版） ジョー・シモンズ（英語版）	センター ネイサン・デクロン（英語版） エミリエン・ガイルレトン オリビア・クレメンクザック（英語版） トゥムア・マヌ エリオット・ロウディル（英語版） ウイング トーマス・キャロル（英語版） アーロン・グランディディエ＝ンカナン クレメント・ラポルテ（英語版） フルバック テオ・アティソグベ ジャック・マドックス（英語版） アイメリク・ルック（英語版）
はキャプテン。

コーチ

ポー トップ14 コーチ
Sébastien Piqueronies - 監督

歴代所属選手

→「Category:セクシオン・パロワーズの選手」も参照

• ゴンサロ・ケサダ(アルゼンチン代表)
• タニエラ・モア(トンガ代表)
• コンラッド・スミス(ニュージーランド代表)
• マット・ティアニー(カナダ代表)
• アフシパ・タウモエペアウ(トンガ代表)
• トム・テイラー(ニュージーランド代表)
• ベン・スミス(ニュージーランド代表)
• エルトン・ヤンチース(南アフリカ代表)
• ジョエル・スクラビ(アルゼンチン代表)
• パブロ・ホイテ(チリ代表)
• マイク・ハリス(オーストラリア代表)
• ヴィンセント・ピント(ポルトガル代表)
• アレクサンドル・デュムラン(フランス代表)
• マシュー・フィリップ(オーストラリア代表)

脚注

1. France's Section Paloise announce the signing of Chiefs midfielder, Wallabies lock and Fijian sevens rep . Rugbypass(2020年6月26日). 2020年9月4日閲覧。
2. About our Challenge Cup opposition . ospreysrugby. 2020年9月4日閲覧。
3. Pau (Municipality, Pyrénées-Atlantiques, France) . crwflags. 2020年9月4日閲覧。
4. premiershiprugby 1999–2000 European Challenge Cup . epcrugby. 2020年9月4日閲覧。
5. ヤマハ、フランス遠征初戦を星で飾る . ラグビー共和国(2019年11月22日). 2020年12月21日閲覧。
6. Effectif saison 2019-2020 . Aviron Bayonnais. 2021年9月4日閲覧。

関連項目

• フランス選手権トップ14

外部リンク

• facebook Section Paloise Béarn Pyrénées
• セクシオン・パロワーズ (@SectionPaloise) - X（旧Twitter）
• セクシオン・パロワーズ (@sectionpaloisebearnpyrenees) - Instagram