ジャンプ (小説)
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『ジャンプ』は、佐藤正午の小説、およびそれを原作とした2004年の日本映画。
ジャンプ | ||
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著者 | 佐藤正午 | |
発行日 | 2000年9月1日 | |
発行元 | 光文社 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 |
309(単行本) 360(光文社文庫) 408(光文社文庫【新装版】) | |
コード |
ISBN 978-4334923242 ISBN 978-4334733865(光文社文庫) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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概要
光文社のファッション雑誌『Gainer』に1999年1月から2000年8月まで連載され、2000年9月25日に同社から単行本が刊行された。のち2002年10月に文庫化された。
『本の雑誌』誌が選出した「ノンジャンルベスト10」の2000年度の年間第1位に選出された。また、『週刊文春』の「ミステリーベスト10」においても、2000年度の第7位に選出されている。
2004年5月に映画化された。
2024年3月に光文社文庫より新装版が刊行された。
ストーリー
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
三谷とみはるは付き合ってから半年が経過していた。三谷は札幌への出張前夜、みはると一緒にバーで飲んでいた。酒の苦手な三谷は酩酊。みはるに介抱されながら2人は彼女の自宅へと向かう。その直前、みはるは三谷食べさせるリンゴを買いに行く為に彼を置いてコンビニへ向かった。鍵を渡された三谷は、部屋に上がりこんだまま眠りについてしまう。翌朝、目が覚めると、みはるの姿はなかった。携帯電話も通じない。三谷には焦りが生じながらも出張へ行かねばならなかった。時間が経つにつれて三谷の心配は大きくなっていったが、みはると連絡を取ることができない。みはるは本当にジャンプ(失踪)してしまったのだろうか? 三谷は彼女の行方を追う。
書誌情報
- 単行本:2000年9月1日発売、光文社、ISBN 978-4334923242
- 光文社文庫:2002年10月20日発売、ISBN 978-4334733865
- 光文社文庫【新装版】:2024年3月13日発売、ISBN 9784334102364
映画
監督は原作者の佐藤正午と20年来の友人である竹下昌男。それまで助監督を務めてきたが、本作がデビュー作品になった。主演はお笑いグループネプチューンの原田泰造。オファーがきた後、すぐに出演を決断したという。劇中では普段の芸風は一切封印され、シリアスな演技を貫いている。なお、映画では三谷の出張先が札幌から福岡に変更されている。
ストーリー
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出演
スタッフ
受賞
- 新藤兼人賞2003 銀賞(竹下昌男)
外部リンク
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