ジクロロイソシアヌル酸
化合物 ウィキペディアから
ジクロロイソシアヌル酸(ジクロロイソシアヌルさん、Dichloroisocyanuric acid)とは、1,3-ジクロロ-1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリオンのことである。
性質


ジクロロイソシアヌル酸は常圧下で融点は225 ℃。常温常圧で無色の固体で、密度は2.2 (g/cm3)である。また、ジクロロイソシアヌル酸はナトリウムと塩を作る他、その2水和物もナトリウムと塩を作る[1]。
合成
ジクロロイソシアヌル酸は、シアヌル酸を塩素化することによって作られる[2]。つまり、
- シアヌル酸 + 2Cl2 → ジクロロイソシアヌル酸 + 2HCl
利用
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、水中で速やかに加水分解され次亜塩素酸を放出する。そのため殺菌・消毒薬等として市販されている[4]。
出典
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