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ジェイソン・ダニエル・ケルシー(Jason Daniel Kelce, 1987年11月5日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州ウェストレイク出身の元プロアメリカンフットボール選手。NFLのフィラデルフィア・イーグルスで活躍した。ポジションはセンター。同じくNFL選手で、カンザスシティ・チーフスに所属しているトラビス・ケルシーは実弟である。
Jason Kelce | |||||||
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フィラデルフィア・イーグルスでのケルシー (2022年) | |||||||
基本情報 | |||||||
ポジション | センター | ||||||
生年月日 | 1987年11月5日(36歳) | ||||||
出身地 |
アメリカ合衆国 オハイオ州ウェストレイク | ||||||
身長: | 6' 3" =約190.5cm | ||||||
体重: | 295 lb =約133.8kg | ||||||
経歴 | |||||||
高校 | クリーブランド・ハイツ高等学校 | ||||||
大学 | シンシナティ大学 | ||||||
NFLドラフト | 2011年 / 6巡目全体191位 | ||||||
所属歴 | |||||||
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受賞歴・記録 | |||||||
スーパーボウル制覇(1回) | |||||||
2017 | |||||||
オールプロ選出(計6回) | |||||||
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プロボウル選出(7回) | |||||||
2014, 2016, 2019-2023 | |||||||
その他受賞・記録 | |||||||
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NFL 通算成績 | |||||||
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Player stats at PFR |
シンシナティ大学では当初ランニングバックであったが、後にオフェンスラインにコンバートされた。5年間在籍した後、2011年のNFLドラフトにエントリーした。
ドラフト前のコンバインでの40ヤード走ではオフェンシブラインマンでは最速となる4.89秒を記録した。その後、2011年3月11日に虫垂炎と診断され、虫垂切除術を受けた[1]。
ドラフト全体191位でフィラデルフィア・イーグルスから指名され、その後ルーキー契約を結んだ[2]。
1年目の2011年シーズンから先発に抜擢され、16試合に出場した。
2012年シーズン、第2週のボルチモア・レイブンズ戦にて左膝の内側側副靱帯と前十字靭帯を損傷し、シーズン残りの試合を欠場した[3]。
2014年2月27日にイーグルスと6年総額3,750万ドルの契約延長に合意した[4]。2014年シーズンは終盤にヘルニアと診断されて手術を受け、最後の4試合を欠場したが、自身初となるプロボウルに選出された。
2016年シーズンは2年ぶりとなるプロボウルに選出された[5]。
2017年シーズンは自身初となるオールプロファーストチームに選出され、チーム史上初となるスーパーボウル制覇に大きく貢献した[6]。優勝パレードでのスピーチも話題となった[7]。
2019年3月2日にイーグルスと2021年シーズンまで有効の1年間の契約延長に合意した[8]。2019年シーズンは3年連続となるオールプロファーストチームに選出された。
2020年シーズンに公式戦100試合連続出場を記録した。このシーズンは4度目となるプロボウルに選出された。
2021年シーズン途中に新型コロナウイルスの安全プロトコルによりリザーブに送られるも4日後に復帰し、連続出場記録を継続した[9]。このシーズンは2年連続となるプロボウル、2年ぶりとなるオールプロファーストチームに選出された。
2022年3月11日にイーグルスと1年1,400万ドルで再契約した[10]。現役のセンターとしては最高額となった。2022年シーズンもプロボウル、オールプロファーストチームに選出された。プレーオフでは5年ぶりとなるスーパーボウルに進出。対戦相手は弟のトラビスが所属するカンザスシティ・チーフスで、史上初となるスーパーボウルでの兄弟対決が実現した[11]。
2024年1月15日にチームがプレーオフのワイルドカードラウンドで敗退した後に、引退の報道が流れた[12]。この時点ではメディアの報道のみで、プロボウルやイベントなど公の場に現れてもケルシーの口から現役続行か、引退か、去就に関する明言はされていなかったが、3月4日に会見を開き正式に引退を発表した。
前述のように弟のトラビスもNFL選手である。高校時代はフットボールの他にもジェイソンがアイスホッケー、トラビスがバスケットボールをプレーしていた[13]。
コメディドラマ「フィラデルフィアは今日も晴れ」にイーグルスのチームメイトと共に出演したことがある[15]。
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