サラリーマン出世太閤記 課長一番槍

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サラリーマン出世太閤記 課長一番槍』(サラリーマンしゅっせたいこうき かちょういちばんやり)は、1959年6月16日東宝系で公開された日本映画。カラー。東宝スコープ。同時上映は『野獣死すべし』。

概要 サラリーマン出世太閤記 課長一番槍, 監督 ...
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概要

シリーズ第4作。本作よりカラーとなる。

本作では、宣伝係長になった主人公・木下秀吉が自社の自動車「アトラス」の広告塔を建てようとするも、バーで警察に取り調べられたり、銀行の頭取の娘との縁談が破談になったり、悪徳新聞社「万一タイムズ」に嫌がらせを受けられたりとご難続きだったが、最後は「アトラス」を使ったレースに優勝して販売課長になるまでを描く。

後年『社長シリーズ』で取引先の会長役を演じる左卜全が、本作では万一タイムズ社長・石川剛右衛門役と、珍しく悪役を演じている。

美術の井上泰幸は、ヘリコプターがビルの屋上に車を下ろすシーンのミニチュア撮影で、1/20スケールで統一して設計されていたミニチュアを模型制作がバラバラのサイズで作ってしまい、円谷が烈火のごとく怒っていたと証言している[2]。撮影では、遠近感が強調されるワイドレンズを用いることで事なきを得た[2]

出演者

スタッフ

脚注

参考文献

関連項目

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