サム・ホーニッシュ・ジュニア

サミュエル・ジョン・ホーニッシュ・ジュニア（Samuel Jon Hornish Jr.、1979年7月2日 - ）は、アメリカ合衆国のレーシング・ドライバー。オハイオ州ブライアン出身。3度のIRL/インディカー・シリーズチャンピオンとインディ500の優勝で知られる。

サム・ホーニッシュ・ジュニア
2015年
生誕	サミュエル・ジョン・ホーニッシュ・ジュニア (1979-07-02) 1979年7月2日（45歳） オハイオ州ブライアン
業績	2001年, 2002年, 2006年のインディカー・シリーズ チャンピオン 2006年のインディ500 勝者
表彰	1999年のアトランティック・チャンピオンシップ ルーキー オブ ザ イヤー 2004年のインディカー・シリーズ モウスト ポピュラー ドライバー 2006年のスコット・ブレイトン アウォード U.S. F2000 ナショナルチャンピオンシップ ホール オブ フェーム インダァクティー (2012)
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズでの経歴
9年の間167レース出場
2015年の順位	26位
最高位	26位 (2015)
初戦	2007 Checker Auto Parts 500 Presented by Pennzoil (フェニックス)
最終戦	2015 Ford EcoBoost 400 (ホームステッド)
優勝数 10位以内 PP 0 12 0
NASCARエクスフィニティ・シリーズでの経歴
11年の間120レース出場
2017年の順位	31位
最高位	2位 (2013)
初戦	2006 Arizona Travel 200 (フェニックス)
最終戦	2017 Ford EcoBoost 300 (ホームステッド)
初勝利	2011 WYPALL* 200 Powered by Kimberly-Clark Professional (フェニックス)
最終勝利	2017 Mid-Ohio Challenge (ミッドオハイオ)
優勝数 10位以内 PP 5 64 9
NASCARガンダー・アウトドアーズ・トラック・シリーズでの経歴
1年の間1レース出場
最高位	74位 (2008)
初戦	2008 Kroger 200 (マーティンズビル)
最終戦	2008 Kroger 200 (マーティンズビル)
優勝数 10位以内 PP 0 1 0
基本情報
インディカー・シリーズでの経歴
活動時期	2000–2007
所属	PDMレーシング (2000) パンサー・レーシング (2001–03) チーム ペンスキー (2004–07)
出走回数	116
優勝回数	19
ポールポジション	10
ファステストラップ	10
シリーズ最高順位	1位 (2001、2002、2006)
最終更新日:November 18, 2017

初期の経歴

ホーニッシュはそのレース経歴を11歳で始める。ジュニア・リーグでの様々なシーズンを過ごした後、1993年にワールド・カーティング・アソシエーション (World Karting Association、WKA) に参加、7勝を上げ29回トップ5でフィニッシュした。翌シーズンにはWKAのいくつかのチャンピオンシップで勝利し、その中にはアメリカ・カナダ・グランドチャンピオンシップ、USジュニアクラス・グランドチャンピオンシップが含まれた。1995年には再びUSグランドナショナルタイトルを獲得し、9度優勝した。ユナイテッド・ステーツ F2000 シリーズにステップアップ、家族の運営するチームで6戦に参加し、ワトキンズ・グレン・インターナショナルにおいてトップ10でフィニッシュする。1997年にボーディン・レーシングに加入し、11位で2度フィニッシュ、その後プリマス・レーシングと契約する。パイクス・ピーク・インターナショナル・レースウェイでのレースでは2位を走り、得点圏内の7位でフィニッシュした。

1999年、ホーニッシュはシャンク・レーシングに加入しトヨタ・アトランティック・シリーズに参戦する。シカゴ・モーター・スピードウェイで勝利し、その年のルーキーオブザイヤーを獲得した。同年インタースポート・レーシングでデイトナ24時間レースにも参戦している。

IRLでの経歴

インディカー・シリーズでのハイライトは2006年のインディ500である。200周目のターン4の時点でトップに立ち、アンドレッティ家に1969年のマリオ・アンドレッティ以来の優勝をもたらそうとしていたマルコ・アンドレッティをチェッカー寸前で逆転し、インディカー史上2番目に小さい0.0635秒という僅差で優勝、このシーズン4勝を含む7度の表彰台を獲得するなどしてシリーズチャンピオンも獲得した。

レース戦績

アメリカン・オープンホイール

（ボールド表示はポールポジション獲得レース）

インディカー・シリーズ

年	チーム	シャシー	エンジン	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	順位	ポイント
2000年	PDMレーシング	Gフォース	オールズモビル・オーロラ	WDW 20	PHX Ret	LSV 3															21位	110
		ダラーラ					INDY Ret	TXS Ret	PPIR Ret	ATL DNS	KTY 9	TX2 Ret
2001年	パンサー・レーシング			PHX 1	HMS 1	ATL 4	INDY 14	TXS 3	PPIR 2	RIR 2	KAN 2	NSH 6	KTY 3	STL 3	CHI 2	TX2 1					1位	503
2002年			シボレー	HMS 1	PHX 3	CAL 1	NZR 17	INDY 25	TXS Ret	PPIR 3	RIR 1	KAN 2	NSH 3	MIS 7	KTY 2	STL 5	CHI 1	TX2 1			1位	531
2003年				HMS 10	PHX Ret	JPN 6	INDY Ret	TXS 10	PPIR 5	RIR 4	KAN Ret	NSH 11	MIS 2	STL 6	KTY 1	NZR 2	CHI 1	CAL 1	TX2 Ret		5位	461
2004年	チーム・ペンスキー		トヨタ	HMS 1	PHX 15	JPN Ret	INDY Ret	TXS 4	RIR 11	KAN 8	NSH 2	MIL 3	MIS 4	KTY 14	PPIR Ret	NZR 11	CHI 6	CAL 4	TX2 Ret		7位	387
2005年				HMS 2	PHX 1	STP Ret	JPN 7	INDY Ret	TXS 2	RIR Ret	KAN 12	NSH 2	MIL 1	MIS 5	KTY 7	PPIR 2	SNM 17	CHI 3	WGL 7	CAL 5	3位	512
2006年			ホンダ	HMS 3	STP 8	JPN 4	INDY 1	WGL 12	TXS 4	RIR 1	KAN 1	NSH Ret	MIL 2	MIS Ret	KTY 1	SNM 9	CHI 3				1位	475
2007年				HMS 3	STP 7	JPN 5	KAN 6	INDY 4	MIL 9	TXS 1	IOW Ret	RIR 15	WGL 2	NSH 4	MDO 14	MIS Ret	KTY Ret	SNM 5	DET 12	CHI 3	5位	465

インディ500

年度	シャシー	エンジン	スタート	フィニッシュ	チーム	備考
2000年	ダラーラ	オールズモビル	14	24	PDMレーシング	ターン2でクラッシュ
2001年	ダラーラ	オールズモビル	13	14	パンサー・レーシング	完走
2002年	ダラーラ	シボレー	7	25	パンサー・レーシング	完走
2003年	ダラーラ	シボレー	18	15	パンサー・レーシング	エンジントラブル
2004年	ダラーラ	トヨタ	11	26	ペンスキー	フロントストレートでクラッシュ
2005年	ダラーラ	トヨタ	2	23	チーム・ペンスキー	ターン1でクラッシュ
2006年	ダラーラ	ホンダ	1	1	チーム・ペンスキー	最終周でオーバーテイク
2007年	ダラーラ	ホンダ	5	4	チーム・ペンスキー	完走

NASCARスプリントカップシリーズ

（ボールド表示はポールポジション獲得レース）

外部リンク

• Official Website
• Stock car statistics

タイトル
先代 バディ・レイジア	インディ・レーシング・ノーザン・ライツ・シリーズ インディ・レーシング・リーグチャンピオン 2001-2002	次代 スコット・ディクソン
先代 ダン・ウェルドン	インディカーシリーズチャンピオン 2006	次代 ダリオ・フランキッティ
先代 ダン・ウェルドン	インディ500勝者 2006	次代 ダリオ・フランキッティ
受賞
先代 ケニー・ブラック	スコット・ブレイトン・アウォード 2006	次代 トニー・カナーン