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2017年公開の日本映画 ウィキペディアから
『サバイバルファミリー』は、2017年2月11日公開の日本の映画作品。ある日突然訪れた原因不明の電気消滅により廃墟寸前となった東京を脱出した一家のサバイバルコメディ。脚本、監督は矢口史靖。主演は小日向文世[2]。第1回マカオ国際映画祭・コンペティション部門出品作品[3][4]。
全国268スクリーンで公開され、2017年2月11日、12日の初日2日間で興収1億6,534万9,100円、動員12万9,886人となり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった[5]。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ある日、突然日本全国の電力供給が止まり、それに伴いガスや水道といったライフラインも全て停止してしまう。 それらに留まらず、自動車やパソコン、携帯電話や時計といった生活必需品までも使用不可能となり、あらゆる情報網が遮断され、人々は自給自足の生活を強いられる。 通貨や紙幣、ブランド物は無用の長物となり、人々は施しや物々交換で日々の生活を凌ぐ。
東京都内に住む鈴木一家は数日で生活に困窮することとなり、「西日本へ行けば電力網が活きている」という噂を頼りに光恵の実家である鹿児島へ向かう事になるが、 飛行機などの交通機関も使えないため、止むなく自転車での長距離移動を決める。
鈴木一家は高速道路を自転車で西へ進み、サバイバル生活の中で様々な人々と出会いながら、鹿児島を目指す。
セットやCGを一切使わないオールロケーション撮影が行われ[2]、その撮影地は仙台市や山口県を中心に大阪、神戸、静岡、千葉、横浜、羽田空港など国内各地に及び、ロケ隊の総移動距離は約1万キロを突破した[2]。
仙台では鈴木一家が暮らす東京郊外の設定で太白区の市営住宅や仙台南環状線(鉤取寺前)、青葉区の東北学院大学土樋キャンパス、若林区の卸町通などでロケが行われ[7]、山口では重要なシーンの一つである「車のない高速道路を自転車で走行する」シーン撮影のため、山口県警察協力の下で山口宇部道路及び宇部湾岸道路を一時封鎖して撮影が行われた[8]ほか、県内各地で撮影が行われている。作中で登場する蒸気機関車にはSLやまぐち号を用いた[9]。 また、その他にも須磨水族館[10]や、通天閣、天竜川においても撮影が行われた。
2017年9月20日発売。発売元はフジテレビジョン、販売元はポニーキャニオン。
スペシャル・エディション(Blu-ray版のみ、2枚組)
スタンダード・エディション(Blu-ray版/DVD、各1枚組)
映画公開に合わせたオリジナル企画として、息子役の泉澤祐希主演「サバイバルボーイ」と娘役の葵わかな主演「サバイバルガール」の2本のサイドストーリーが制作され、2017年2月15日に日本映画専門チャンネルにおいて放送された[11]。サバイバルファミリーBlu-rayスペシャル・エディションに収録。
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