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コパ航空
パナマの航空会社 ウィキペディアから
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コパ航空(Copa Airlines)は、パナマの航空会社である。正式社名は、スペイン語名のCompañía Panameña de Aviación, S.A.(パナマ航空会社)。COPAはその略称であり、Copa Airlinesはそのブランドである。
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概要
ユナイテッド航空(特にユナイテッドに買収される前の旧コンチネンタル航空)との関係が強く、マイレージ・プログラムに「マイレージ・プラス」(2011年までは「ワンパス」)を採用、共にコードシェア便を運航、機体のデザインも似たものを採用している。
2007年9月、スカイチームにアソシエート・メンバーとして加盟したが、アソシエート・メンバーの加盟条件とされる後援会社であり、かつ従来より提携関係を持っているコンチネンタル航空がスカイチームを離脱する事を受けて、2009年10月24日、スカイチームを脱退することとなった[1]。その後、2010年11月10日にスターアライアンスへの加盟を発表[2]、2012年6月21日に正式加盟した[3]。
歴史
要約
視点

1944年6月にCompañía Panameña de Aviación(パナマ航空会社、略称:COPA)として創業、1947年8月に運航開始。32%の資本を持つパンアメリカン航空の支援の元、パナマ国内の投資家グループによって創業された。1980年代初頭まで、エアパナマ・インターナショナル(Air Panamá Internacional)との競合として運営。1979年に国内線運航を止め、ボーイング737-100を初めてのジェット旅客機として購入。
1990年代に拡大路線を取り、アルゼンチン、チリなど中南米の重要都市に就航した。1992年にはエルサルバドルのTACA航空と提携、トクメン国際空港に就航し中南米の重要接続拠点とした。その結果トクメン国際空港が「米州のハブ」となりコスタリカのLACSA航空、グアテマラのアヴィアテカ航空、ニカラグアのニカラグア航空(NICA)等との提携にもつながった。この提携は1998年に終了となった。
1998年にコンチネンタル航空が49%の株式を取得、総合的な運航面、営業面での提携を開始。1999年にはコンチネンタルが51%に増資し、ロゴもコンチネンタルに合わせたものに変更した。当時は「ワンパス」マイレージ・プログラムに参加した。2005年にはコンチネンタルの出資比率を約27.3%に引き下げ、2006年にはさらに約10%までに引き下げた[4]。
2005年にコパ航空はコロンビアの国内航空会社アエロ・レプブリカ(AeroRepública)の株式9割を取得し、コードシェア便の運航を開始。その後コパ航空コロンビア(Copa Airlines Colombia)と改名し路線拡大、機材刷新を実施。同年12月には親会社コパ・ホールディングSAがニューヨーク証券取引所に1400万株で株式上場。
2009年にコンチネンタル航空とともにスカイチーム脱退を発表、その後2010年にユナイテッド航空によるコンチネンタル航空買収により、スターアライアンスへ加盟した。
2012年6月10日、パナマシティ-キュラソー島線に就航。運航は週4便で、機材はERJ-190とボーイング737-700。[5]
2012年6月24日、パナマシティ-リベリア線に就航。運航は週2便で、機材はERJ-190。[6]
2012年6月23日、パナマシティ-レシフェ線に就航。運航は週4便で、機材はボーイング737-700。[7]
2012年6月27日、パナマシティ-ラスベガス線に就航。運航は週4便で、機材はボーイング737-700。[8]
2012年7月14日、パナマシティ-イキトス線に就航。運航は週2便で、機材はERJ-190。[9]
2013年7月10日、パナマシティ-ボストン線に就航。デイリー運航で、機材はボーイング737-700を使用。[10]
2013年12月16日、パナマシティ-タンパ線に就航。運航は週4便で、機材はボーイング737-700を使用。[11]
2014年4月2日、ボゴタ-プンタ・カナ線に就航。運航は週4便で、機材はERJ-190を使用。[12]
2014年7月11日、パナマシティ-フォートローダーデール、ジョージタウン線に就航。フォートローダーデール線は週4便で、機材はボーイング737-700、737-800のいずれかを使用、ジョージタウン線は週2便で、機材はボーイング737-700を使用します。[13]
2014年12月9日、パナマシティ-サンタ・クララ線に就航。運航は週2便で、機材はERJ-190を使用。[14]
2015年9月17日、パナマシティ-サンフランシスコ線に就航。デイリー運航で、機材はボーイング737-800を使用。[15]
2015年6月12日、TAPポルトガル航空とコードシェア提携を締結。[16]
2015年6月24日、パナマシティ-ニューオリンズ線に就航。運航は週4便、使用機材はボーイング737-700。[17]
2015年12月8日、パナマシティ-ベリーズ・シティ線に就航。運行は週2便で、使用機材はERJ-190。[18]
2015年8月4日、パナマシティ-プエブラ線に就航しました。運航は週4便で、使用機材はERJ-190。[19]
2015年8月3日、パナマシティ-ビヤエルモサ線に就航。運航は週3便で、使用機材はERJ-190。[20]
2015年9月28日、ブラジルのゴル航空とコードシェア運航を開始。[21]
2015年11月20日、累計100機目の機材を受領。100機目の機材のボーイング737-800で、100機目の記念を刻んだ特別塗装が施された。[22]
2015年11月25日、ルフトハンザドイツ航空とラテンアメリカ路線のコードシェア提携を発表。[23]
2016年6月21日、パナマシティ-オルギン線に就航します。運航は週2便で、機材はERJ-190を使用[24]
2016年6月28日、パナマシティ-チクラーヨ線に就航。運航は週2便で、機材はERJ-190を使用。[25]
2016年7月1日、パナマシティ-ロサリオ線に就航。運航は週4便で、機材はボーイング737-800を使用。[26]
2016年10月20日、コロンビアを拠点とする格安航空会社(LCC)、「Wingo(ウィンゴ)」の設立、12月1日の運航開始を発表。[27]
2016年11月19日より、エールフランス-KLMと新たに5路線でコードシェアを開始。[28]
2017年4月28日、ターキッシュ・エアラインズとヨーロッパ、南米路線でコードシェアを開始。[29]
2017年11月15日、パナマシティ-メンドーサ線に就航。運航は週4便で、機材はビジネス16席、エコノミー144席のボーイング737-800を使用。[30]
2017年12月11日、パナマシティ-デンバー線に就航しました。週4便運行で、機材はボーイング737-800を使用。[31]
2018年7月、パナマシティ-フォルタレザ、サルヴァドール、ブリッジタウン線に就航。3路線とも週2便の運航で、フォルタレザ、サルヴァドール線は、エグゼクティブクラス16席、エコノミー144席のボーイング737-800を使用、ブリッジタウン線はビジネス10席、エコノミー84席のERJ-190を使用します。[32]
2018年2月5日、ルフトハンザ・グループとの提携拡大を発表し、ルフトハンザドイツ航空、スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)、ブリュッセル航空に加え、新たにオーストリア航空とも提携を強化。この提携拡大で、ルフトハンザドイツ航空のフランクフルト-パナマシティ線でコードシェアを実施する[33]
2018年4月6日、ベネズエラの領空通過、乗り入れ禁止を受け、ベネズエラ路線の定期便の運航を中止した。[34]
2018年12月16日から、パナマシティ/プエルトバジャルタ線に就航。週2便運行で、機材は、ビジネス12席、エコノミー112席のボーイング737-700を使用。[35]
2018年11月8日、アズール・ブラジル航空とコードシェア提携、マイレージ提携を発表。[36]
2018年11月30日、ユナイテッド航空、コロンビアのアビアンカ航空と、南北アメリカ大陸における共同事業協定を結んだ。[37]
2018年12月12日、パナマシティ-サルタ線に就航。週2便運行で、機材は、ビジネス16席、エコノミー144席のボーイング737-800を使用。[38]
2019年6月3日から、エア・ヨーロッパが、マドリード-パナマシティ線に就航したことに合わせ、コードシェア提携を開始。[39]
2019年7月6日、パナマシティ-パラマリボ線に就航。週2便運行で、機材は、ビジネス12席、エコノミー112席のボーイング737-700を使用。[40]
2019年10月23日、パナマ観光局と提携し、経由地のパナマでの一時滞在を勧める新たなストップオーバー・プログラムを開始すると発表。年間600万人以上のパナマを経由する旅行者ターゲットとする。[41]
2020年1月、パナマサッカーリーグと、主要チームの「スポルティング・サン・ミゲリート」「プラザ・アマドール」の公式スポンサーに就任。[42]
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就航路線
機材
コパ航空が発注したボーイング社製旅客機の顧客番号(カスタマーコード)はV3で、航空機の形式名は737-7V3、737-8V3などとなる。
リスト
過去の保有機材
ギャラリー
- ボーイング737-100
- ボーイング737-200
- ボーイング737-700
- ボーイング737-800
- ボーイング737-800(サッカーパナマ代表 特別塗装)
- ボーイング737-800(スターアライアンス塗装)
- ボーイング737-800(レトロ塗装)
- ボーイング737-800(Connect Miles.com 特別塗装)
- ボーイング737-800(レトロ塗装)
- ボーイング737 MAX 9
- エンブラエル 190
- ロッキード L-188 エレクトラ
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航空事故
- 1992年6月6日、パナマのトクメン国際空港からコロンビアのアルフォンソ・ボニーラ・アラゴン国際空港へ向かっていたコパ航空201便(ボーイング737-204Adv)がダリエン地峡上空を飛行中、姿勢指示器が不具合を起こした。パイロットが誤った情報を元に機体を建て直そうとしたため機体は急降下し、空中分解した。乗員乗客47人全員が死亡。→詳細は「コパ航空201便墜落事故」を参照
脚注
外部リンク
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