コゴメウツギ属

ウィキペディアから

コゴメウツギ属

コゴメウツギ属(コゴメウツギぞく、学名StephanandraシノニムNeillia、和名漢字表記:小米空木属)はバラ科の一つ。

概要 コゴメウツギ属, 分類 ...
閉じる

特徴

落葉性低木。冬芽は小型で鱗片は2-4枚ある。は互生し、葉柄と托葉があり、単葉または浅-中裂し、縁に不ぞろいの鋸歯状欠刻がある。花序は枝先に総状、円錐状または散房状につく。は両性で小型、裂片は5個で萼筒は杯状、花弁は5個。雄蕊は10-20個で萼筒の縁に1列につく。雌蕊は1個。果実は球状の袋果。袋果に1-2個の種子がある[1]

東アジアに3種知られ[2]、日本には2種が生育する[1][2]

日本の種

  • コゴメウツギ Stephanandra tanakae Franch. et Sav. -日本の他、朝鮮、中国大陸、台湾に分布する。
  • カナウツギ Stephanandra incisa (Thunb.) Zabel -日本固有種。

外国の種

  • Stephanandra chinensis Hance -中国に分布する。

ギャラリー

脚注

参考文献

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.