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マレーシアの鉄道駅 ウィキペディアから
クアラルンプール駅(クアラルンプールえき、マレー語: Stesen Kuala Lumpur)はマレーシアのクアラルンプールにある、マレー鉄道の駅。
1886年開業のクアラルンプール市内最古の駅である。現在の駅舎は海峡植民地時代の1910年に建設されたインド・イスラム様式の優雅な建物で、観光名所の1つとなっている[1]。リヴァプール出身の若手建築家アーサー・ベニソン・ハバックが設計を担当した。当時、英領インドや英領マラヤ在住のイギリス人建築家の間ではミナレットやドーム天井などのモスクの建築様式と西洋の建築様式を融合する手法がよく使われていて、スルタン・アブドゥル・サマド・ビルなどもこれに該当する。
長年、クアラルンプール中央駅として機能していたが、2001年にKLセントラル駅が当駅の南方に開業し、その使命を終えた。クアラ・ルンプール発着の長距離列車(KTMインターシティ)は当駅を通過し、KLセントラル駅に停車するようになった。ただし、イースタン&オリエンタル・エクスプレスは当駅に停車し、KLセントラル駅は通過する。
しかし、2008年12月から運行開始された「イポー - KLシャトル・トレイン」が停車するほか、一部のKTMインターシティが停車するようになった。
相対式ホーム2面2線(1・4番ホーム)の間に島式ホーム1面2線(2・3番ホーム)を挟む、合計3面4線の地上駅である[2]。地平駅舎は西側にあり1番ホームに面している。
地平駅舎の他にホーム北端付近に小規模な橋上駅舎があり、こちらからラピドKLのパサール・スニ駅への連絡通路が設けられている。
駅舎の2階、3階部分は1910年以来ヘリテージ・ステーション・ホテル・クアラルンプールが入居しており現在も営業している。
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