キノエネ醤油
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キノエネ醤油株式会社(キノエネしょうゆ)は、千葉県野田市にある醤油を主とする醸造業者。1830年(天保元年)に山下家第10代の山下平兵衛が創業した[1][2]。「キノエ醤油」「甲子:キノヘネ」などと略して呼ばれることがある[要出典]。
キノエネ醤油本社(近代化産業遺産) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒278-8691 千葉県野田市中野台157番地 北緯35度56分51.7秒 東経139度51分36.4秒 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 1040001071168 |
事業内容 | 醤油の製造・販売 |
代表者 | 山下博之(代表取締役社長) |
売上高 | 25億円 |
従業員数 | 100名 |
外部リンク | https://kinoene.com/ |
野田においては古くから醤油製造が盛んだったが、多くの業者が共同出資によりキッコーマンに集約した後も、独立を維持してきた唯一のメーカーである[3]。
本社社屋は1897年(明治30年)に建設された伝統建築で、作業を行う工場建物も確認できる最古のものが1921年(大正10年)建築の鉄筋コンクリート造とされ、これらの建物群は「近代産業遺跡としての歴史的価値が高い」と評されている[3]。キノエネ醤油工場群は、2007年(平成19年)11月30日に経済産業省認定の近代化産業遺産「野田市の醸造関連遺産」として認定された。また、野田の醤油生産と髙梨氏庭園としてちば遺産100選(利根川・江戸川と水運のゾーン)にも選定されている。
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