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ビジネスホテルの開発・運営業務を行う、日本の企業 ウィキペディアから
株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントは、ビジネスホテルの開発・運営業務を行う会社である。
2005年(平成17年)7月に不動産投資会社である株式会社クリードのグループ内ベンチャーとして出資を受け、株式会社クリード・ホテル・マネジメントとして設立され、カンデオホテルズ(CANDEO HOTELS)チェーンの展開を開始した。
2012年(平成24年)6月、MBOにより全株式が代表取締役の穂積輝明に譲渡され完全独立した。
「カンデオ」の由来はラテン語で「光り輝く」という意味で、上質さと機能性を両立した「唯一無二の4つ星ホテル」をコンセプトに、全国で「カンデオホテルズ」を運営するホテルオペレーターである。創業当初の出店はロードサイド型が中心であり、1・2号店としてカンデオホテルズ菊陽/大津(熊本)を同時開業。その後、島田(静岡)・半田(愛知)・茅野(長野)・福山(広島)・佐野(栃木)・亀山(三重)の8施設を2007年から2008年に開業させた。その後は大都市の中心部への出店を増やしており、2023年5月現在、全国に26施設5,083室のチェーンを展開している。
契約済・建築中のプロジェクトを含めると既に28施設5,770室への拡張が確定しており、2025年までに契約ベースで国内外 10,000 室突破を目指している(2024年6月開業予定の枚方、7月開業予定の大阪ザ・タワーを含む)。
また、2024年5月末時点の従業員数は491人、売上高は245億円の規模となっている。
施設の特徴としては、ホテルチェーンで唯一、全施設にスカイスパ(露天風呂・内湯・サウナ/水風呂(男性)・ミストサウナ(女性))を完備している(上野公園を除く/京都烏丸六角は外気浴)。スカイスパに併設するサウナは、ラグジュアリーな雰囲気と開放的な露天エリアでの外気浴が評価され、今行くべき全国のサウナ施設をランキング・表彰するサウナ界のミシュラン「SAUNACHELIN(サウナシュラン)2020」にて特別賞を受賞した。同社はサウナの魅力をさらに追究するため、「サウナ、水風呂、外気浴」の3ステップの品質を見直し、 2021年5月より外気浴用の椅子(通称:ととのい椅子)を各施設に設置した。
客室は、開放感のある大きな窓と、15㎡~23㎡を基準とした広めのダブルルーム・ツインルームを主体とした構成で居住性を高めている。エントランス、ロビー、廊下、エレベーター内、随所に日本の匠の技術を生かしたデザインを導入し空間をトータルプロデュースしている。
ロビーには地域ごとに特色のあるモチーフをデザインしたシャンデリアが設置されている(大宮は盆栽、南海和歌山は和歌山城、長崎中華街は眼鏡橋)。大都市に出店する施設ではフロント・ロビーを客室より上の上層階に配置している事も多い。
また、各施設での手づくり料理や地域の食材を取り入れた朝食では、同社オリジナルの食べあわせをベースとした日本の食文化体験ができる和洋折衷のビュッフェスタイルで提供している。素材は、毎日届けられるそのときどきの旬の食材を使用し、施設ごとにご当地限定メニューを取り入れている。
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