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スペインの自治州 ウィキペディアから
カスティーリャ・イ・レオン州(カスティーリャ・イ・レオンしゅう、Castilla y León、レオン語:Castiella y Llión、ガリシア語:Castela e León)は、スペインを構成する自治州。
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州都 | 公式には州都は定められていないが、バリャドリッドに行政府と議会がある。 | ||||
公用語 | カスティーリャ語 | ||||
その他の言語 | レオン語、ガリシア語 | ||||
面積 – 総面積 – 割合 |
第1位 94,223km² 18.6% | ||||
人口 – 総人口(2008) – 割合 – 人口密度 |
第6位 2,553,301人 % 26.57人/km² | ||||
住人の呼称 – スペイン語 |
castellanoleonés/-esa | ||||
自治州法 | 1983年3月2日 | ||||
ISO 3166-2:ES | CL | ||||
議席割当 – 下院 – 上院 |
33 3 | ||||
州首相 | アルフォンソ・フェルナンデス・マニュエコ(国民党) | ||||
公式サイト |
北はアストゥリアス州とカンタブリア州、東はバスク州とラ・リオハ州とアラゴン州、南東はマドリード州とカスティーリャ=ラ・マンチャ州、南はエストレマドゥーラ州、西はガリシア州とポルトガルに接している。
自治州の法には州都が定められていないが、バリャドリッドが州都の役割を果たしている。自治州政府はフンタ・デ・カスティーリャ・イ・レオン(Junta de Castilla y León)。
この州は中世のレオン王国とカスティーリャ王国の中心地だった地域で、19世紀にはレオン地方と旧カスティーリャ地方に分かれていた。1978年憲法で自治州制度が導入されると、州をどのように構成するかが問題になった。一県一州からラ・マンチャ地方を含む大カスティーリャ構想まで意見が分かれたが[1]、最終的にレオン地方と旧カスティーリャ地方の県が一州にまとめられた。旧カスティーリャに含まれるカンタブリア(サンタンデール県)とラ・リオハ(ログローニョ県)は一県一州の州として分離した。
カスティーリャ・イ・レオン州の人口推移 1900-2010 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3] |
カスティーリャ・イ・レオン州は、9つの県によって構成される。県と県都の名前はすべて同名である。
県 | 県都 | 面積 (km²) |
人口 (人) |
人口密度 (人/km²) |
自治体数 |
---|---|---|---|---|---|
アビラ県 | アビラ | 8,049.92 | 171,680 | 21.33 | 248 |
ブルゴス県 | ブルゴス | 14,291.05 | 375,563 | 26.28 | 371 |
レオン県 | レオン | 15,580.83 | 500,169 | 32.10 | 211 |
パレンシア県 | パレンシア | 8,052.51 | 173,306 | 21.52 | 191 |
サラマンカ県 | サラマンカ | 12,349.95 | 354,608 | 28.71 | 362 |
セゴビア県 | セゴビア | 6,922.75 | 164,854 | 23.81 | 209 |
ソリア県 | ソリア | 10,307.17 | 95,101 | 9.23 | 183 |
バリャドリッド県 | バリャドリッド | 8,110.49 | 532,575 | 65.66 | 225 |
サモーラ県 | サモーラ | 10,561.26 | 195,665 | 18.53 | 248 |
計 | 94,225.96 | 2,563,521 | 27.21 | 2,248 | |
(2009年1月1日現在 出典:INE(スペイン国立統計局))
カスティーリャ・イ・レオン州の首都は公式には定められていないが、実質的にバリャドリッドがその機能を担っている。人口が上位の自治体は次のとおり。
レオンはレオン王国の都、ブルゴスはカスティーリャ王国の都であった。バリャドリッドは、スペイン王国の首都がマドリードに確定するまでしばしば首都の役割を果たしてきた。
歴代自治州首相 | |||||||
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代 | 氏名 | 期間 | 政党 | 備考 | |||
1. | フアン・マヌエル・レオル・テハーダ | 1978年7月22日 - 1980年7月12日 | UCD | 初代州総評議会議長 | |||
2. | ホセ・マヌエル・ガルシーア=ベルドゥーゴ | 1980年7月12日 - 1983年5月25日 | UCD | 第2代州総評議会議長 | |||
3. | デメトリオ・マドリッ・ロペス | 1983年5月25日 - 1986年11月18日 | PSOE | 初代自治州首相 | |||
4. | ホセ・コンスタンティーノ・ナルダ | 1986年11月18日 - 1987年7月27日 | PSOE | 第2代自治州首相 | |||
5. | ホセ・マリア・アスナール | 1987年7月27日 - 1989年9月16日 | AP | 第3代自治州首相 | |||
6. | ホセ・マリーア・ポウサーダ・モレーノ | 1989年9月16日 - 1991年7月5日 | PP | 第4代自治州首相 | |||
7. | フアン・ホセ・ルーカス・ヒメネス | 1991年7月5日 - 2001年2月28日 | PP | 第5代自治州首相 | |||
8. | フアン・ビセンテ・エレーラ・カンポ | 2001年3月15日 - 2019年7月12日 | PP | 第6代自治州首相 | |||
9. | アルフォンソ・フェルナンデス・マニュエコ | 2019年7月12日 - | PP | 第7代自治州首相 | |||
出典:Rulers.org - Spanish Autonomous communities | |||||||
2011年5月22日に行われたカスティーリャ・イ・レオン自治州議会(Cortes de Castilla y León)選挙の結果は、カスティーリャ・イ・レオン国民党(Partido Popular de Castilla y León)が53議席、カスティーリャ・イ・レオン社会党(Partido Socialista de Castilla y León)29議席で、カスティーリャ・イ・レオン国民党代表のフアン・ビセンテ・エレーラ(Juan Vicente Herrera)がカスティーリャ・イ・レオン自治州首相(Presidente de la Junta de Castilla y León)に選出された。
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州内にある高等教育機関
カスティーリャ・イ・レオン州にはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路が通っているほかに、次の物件が世界遺産に登録されている。
スペイン語(カスティーリャ語)が主要な言語であるが、レオン、サモーラの各県ではレオン語やガリシア語も使われており、バスク州アラバ県内にあるブルゴス県の飛び地トレビーニョではバスク語が話される。
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