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1948年に17ポンド砲の後継として制式採用された。Mk.1はカウンターウエイト、Mk.2はエバキュエーターを装着している。センチュリオン Mk.3-Mk.8とFV4101 チャリオティアに搭載された他、スイスのPz.58戦車の先行製作型にも装備された[2]。
砲身長は66.7口径で、弾種はAPCBC-T(仮帽付被帽付徹甲弾)・APDS-T(装弾筒付徹甲弾)・榴弾・キャニスター弾が選べる。装甲貫徹力は射距離1,000mで撃角60度の場合、APCBC-T(砲口初速:1,020m/s)は210mm、APDS-T(砲口初速:1,465m/s)は287mmだった。だが、欧州での戦車戦(交戦距離1,200m以内)を想定していたため、センチュリオン Mk.5を導入したイスラエルでは遠距離での命中精度が問題視された。
オードナンス QF 20ポンド砲と他の兵器の性能比較表 | ||
均質装甲を射撃した結果[注 1] | ||
兵器名称 | 砲口初速(単位m/s) | 貫通性能(単位mm) |
20-Pounder(Mk.3 APDS) | 1,465 | 287(弾着角60° 射程1,000m)[3] |
85mm D-44(BR-367P APCR) | 1,020 | 178(弾着角90° 射程1,000m)[4] |
8.8 cm PaK 43(PzGr.40/43 APCR) | 1,130 | 193(弾着角60° 射程1,000m)[5] |
90mm M3(M304 HVAP) | 1,021 | 199(弾着角60° 射程914.4m)[6] |
90mm T15E2(T44 HVAP) | 1,143 | 221(弾着角60° 射程914.4m)[6] |
また、1954年に登場して各国へ広まった51口径105mmライフル砲L7は、本砲の砲身口径を削肉拡張して開発されている[7]。
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