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マーベル・コミックのキャラクター ウィキペディアから
オコエ(Okoye)は、マーベル・コミック発行のアメリカン・コミックスに登場する キャラクターである。
オコエは、1998年11月にクリストファー・プリーストとマーク・テシェイラによって創造され、『ブラックパンサー』vol. 3第1号でデビューした[1]。彼女は2003年の『ブラックパンサー』vol.3第62号で一度フェードアウトし、2018年の『ブラックパンサー』第171号で復帰した[2]。その後、同年のワンショット 『Amazing Spider-Man: Wakanda Forever』や[3]、2019年の『Black Panther and the Agents of Wakanda』[4]、そして2024年の『Ultimate Black Panther』シリーズにも登場した[5]。
オコエは友人ナキアとともにティ・チャラ/ブラックパンサーの妻の候補の一人に加わった。しかし、オコエはティ・チャラが両者とも結婚する気がないことを知ると、すぐにそれを受け入れ[6]、それ以来オコエは、ティ・チャラがクイーン・ディバイン・ジャスティスをリクルートしたときに同行するなど、ティ・チャラの側に控えるようになった[7]。彼女はまた、ティ・チャラがキャスパー・コールにブラックパンサーのコスチュームを着せるにふさわしいかどうかをテストしたときも同伴していた。さらにオコエ自身も、カスパーが妊娠中のガールフレンドと一緒にいるか、オコエのために彼女と別れるかをテストした[8]。
オコエは後に“エージェント・オブ・ワカンダ”のリーダーとして登場した[9]。
“コタティ”の侵略に対しては、戦士の一人として“ワカンダ”の“ヘリキャリア”に乗艦し、“サベージ・ランド”の植物ベースの活動を感知したほか[10]、ベン・グリム/シング、シュリ、そしてワカンダのエージェントたちがワカンダのフォースフィールドを突破した際に、コタティとの戦闘に挑んだ[11]。
オコエはドーラ・ミラージュのリーダーであり将軍であるため、様々な戦闘に長けている。様々なワカンダの武器や道具を使いこなし、特に槍の駆使に長けている。また優れた戦術家であり、軍事戦略家でもある[12]。
『Spidey: School's Out』では、“アース16220”におけるオコエが登場する[13]。
『Ultimate Invasion』では“アース6160”におけるオコエが登場する。このバージョンは元ドーラ・ミラージュであり、ティ・チャラの妻である[14][15][16][17][18]。
『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)では、ダナイ・グリラが演じる。日本語吹替は斎賀みつきが担当。
本項は、“アース616”(正史の宇宙)におけるオコエを主軸として表記する。
“ワカンダ”の国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長兼ボディガードを務める、“ボーダー族”の女性戦士。ティ・チャラ/ブラックパンサーとシュリ/ブラックパンサーの兄妹やナキアの幼馴染みでもあり、ボーダー族の族長のウカビを夫に持つ。皆からの信頼は厚く、自らもワカンダ王族に絶対の忠実を誓い、自ら戦線に赴いてティ・チャラやシュリを気の置けない仲として接しながらサポートする形で見守っている。
凛々しく威厳ある振る舞いを崩さず、ワカンダ開国と聞かされて、オリンピック誘致やスターバックス開店をイメージする想像力も秘める一方で、海外の人間たちや他の現代文明に対して毒づいたり、潜入先で怪しまれたら先制攻撃を仕掛けるなど、ティ・チャラから注意されることも稀にあるくらいに横暴な性質も若干併せ持ち、自身の役職に捕らわれ過ぎる考えや即座の判断が裏目に出て周囲の現状を悪化させ、自らの首も絞めてしまうほど、綿密さに欠ける一面も度々見られる。
アース616とは異なる宇宙に存在する、オコエの“変異体”。基本的なキャラクター像は正史の彼女と同等である。
槍を振るう戦法を得意とし、外宇宙の生命体やタロカン人の戦士らとの大乱戦の中でも互角以上にわたりあえるほど男顔負けの白兵戦能力を持ち、母国語のワカンダ語のほか、英語、韓国語、フランス語、古典マヤ語にも堪能で、ハイテク武器やツールの駆使、ビークルの操縦まで数多くの技能をマスターしている。
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