オウムバナ科

オウムバナ科 (オウムバナか、Heliconiaceae) は単子葉植物のショウガ目に属する植物の科。オウムバナ属（Heliconia）だけからなる1属約80種からなり、園芸ではヘリコニアと呼ぶ。

オウムバナ科 Heliconiaceae
Heliconia rostrata
分類
界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 単子葉類 Monocots 目 : ショウガ目 Zingiberales 科 : オウムバナ科 Heliconiaceae 属 : オウムバナ属 Heliconia
種
本文参照

形態・分類

この科・属に属する植物は、熱帯アメリカ原産でオウムのくちばしが連なったような鮮やかな「花序」を鑑賞するために温室植物として栽培され、花卉としても出荷される。

大型の多年草で、偽茎を持つ。鳥媒花で大型の、緑、赤、黄色などの鮮やかな色の舟形、あるいはオウムのくちばし形の苞をもつ。花は苞の中に包まれ、花被片は6枚。今でも古い資料を引用したものでは、バショウ科に分類していることもある。

オウムバナ属

オウムバナ属 (Heliconia)

栽培される主な種

• Heliconia L.
  • Heliconia aurantiaca キバナヒメゴクウラクチョウカ^[1]
  • Heliconia bihai
  • Heliconia caribaea
  • Heliconia humilis
  • Heliconia latispatha ヘリコニア・ラティスパタ
  • Heliconia psittacorum ヒメゴクラクチョウカ^[2]
  • Heliconia rostrata ウナズキヘリコニア^[3]

• 
  Heliconia rostrata
  （ウナズキヘリコニア、ヘリコニア・ロストラタ）
• 
  Heliconia psittacorum
• 
  Heliconia stricta
  （ドワーフジャマイカン）
  の葉